こんにちは、MSLABOです。
IT業界の都市伝説に、「コンピュータ技術者は結婚すると、女児が生まれる可能性が高い」というのがあります。私の職場では、まことしやかに言われています(笑)。
そう言われて周りを見回してみると・・・、たしかに私の職場では女児の比率が高いような気がします(汗)。
なんでもコンピュータからは電磁波が多く出ていて、これを毎日朝から晩まで浴びているIT業界の人は、遺伝子(精子や卵子)に異常をきたすことで女子が生まれる可能性が高まるというのが、その理屈のようです。ひー・・・私なんか30年は浴びていますよ・・・それ。
では、そもそも「電磁波」というのは何なのでしょうか?
Wikiを調べると「電磁波とは、電波・光・X線・ガンマ線などの事」を指すようで、すごく大雑把に言えば「太陽の光もパソコンの光も電磁波」という事になりそうです。
問題になるのは、家電製品から出る電磁波は、主に「低周波」と呼ばれる電波が多いことです。医学的な見解では、今のところ低周波は遺伝子(精子や卵子)には影響を与えないと言われているので、IT業界人に女児が多いとしても、それはパソコンのせいでは無いと言えそうです(笑)。
その一方で、国際がん研究機関 (IARC) が2001年に行った発癌性評価で、低周波には「ヒトに対して発がん性がある可能性」を指摘されたそうです。遺伝子に直接影響は無くても、ガンのリスクが高まる・・・のはイヤですねぇ(汗)。(もっとも、低周波が健康に被害を与えるかどうかについては、「影響しない」という報告も多数あるようで、真偽の程は定かではありません)
そういえばIT業界で働く人を対象にした「電磁波防止エプロン」なる製品が売られているのを見たことがあります(身につけている人を見たことはないですけどねw)。妊婦さんなどで、電磁波を気にされる方は、着用されるのかもしれません。
女児が生まれやすいかどうかは別にしても、結婚しても夫婦の間に子供ができないご家庭があります。私の職場の同僚でも、2組ほど子供がいない家庭があります。
「子供がいないのは、どんな気持ち?」なんて突っ込んだ話題を聞けるはずもなく、子供が見えない夫婦がどんな気持ちでいるのかを、子供を持っている私が理解することは到底できないでしょう。しかし、「もしも子供がいなかったら」と想像してみると、きっと「無性に寂しい」のではないかと思えます。
普段の生活では子供の存在を忘れていても、ファミリーレストランや遊園地に行った際、子供連れの夫婦を見たりすると、子供がいない現実を思い返し、なんとも言えない寂しさを味わわれるのではないか・・・と思います。
特に女性のかたは、今でも「結婚したら子供を産んで一人前」などという無言の圧力があったりしますから、周囲の目もあって、心穏やかではいられないかもしれませんね。
子供がいる私が何を言っても説得力がないかもしれませんが、「無いものを恨んで生活」しても、人生きっと楽しくありません。
ここは1つ子供がいないメリット(?)を考えてみましょう。私がパッと思い当たるのは
- 経済的に余裕が出る事
- 時間的に余裕が出る事
- 場合によっては夫婦の絆が強くなる事
- 仕事や趣味に気兼ねなく精を出すような生き方ができる事
などではないかと思います。
『人生の三大不良債権は、専業主婦と子供とマイホーム』
森永 卓郎:経済アナリスト
テレビで活躍する経済アナリストの森永さんは、上記のような過激な事を言って見えるようです(笑)。
子供がいると、経済的にも時間的にも余裕がなくなります。いやいや、もしかしたら今でも、家庭をほっぽって仕事に精を出す昭和な旦那様が見えるかもしれませんが、そんな事をすればきっと家庭での居場所を失いかねません(汗)。
子供はお金もかかりますが、それ以上に非常に手間がかかります。ええ、それはもう、天使と悪魔の両側面を持っています。一晩中夜泣きされ、妻はブチ切れて育児放棄。代わりに旦那が寝ないでアヤした上、フラフラで翌朝仕事に出かけた日も1回や2回ではありません。ですので、間違いなく苦労します。
私などは「子供がいてくれたおかげで、辛うじて夫婦関係が保たれている」というのが事実だったりします(汗)。子供がいなかったら、きっと離婚していたかもしれません。
そう考えると子供がいない夫婦は、夫婦関係を子供に依存するわけにはいきませんから、お互いが人生を支え合うように、話し合い努力しあわないといけません。そういう意味で、お互いが努力をしあうと、自然と夫婦仲も良くなるのではないだろうか?などと想像しています。え、そんな事ないですか??
『夫婦が子供を持つ最大のメリットは、共通の話題ができることだ。』
ながれおとや:なぞなぞ作家
スピリチュアル的に考えると、子供がいる夫婦は、神様から「子供を産み育てる事で人間的に成長する為の修行」をさせられているように思います。一方、子供がいない夫婦は、子供を育てる修行は前世で卒業した人たちで、「もうそんな苦労はしなくて良いから、別のことを学びなさい」と神様が言ってくれているように思います。
『親であるということは一つの重要な職業だ。しかしいまだかつて、子供のために、この職業の適性検査が行われたことはない。』
ジョージ・バーナード・ショー:イギリスの劇作家
ショーの言葉にもあるように、完全なる親に子供が授かるわけではありません。むしろ未熟な親が子供を授かり苦労して育てることによって、親としても人間としても成長するのが本当なのではないかと思います。ですから、そういう意味では「親としての適性試験に不合格だった人」が「親になる」わけですw。
最後に、もう1つ偉人の言葉を紹介したいと思います。
『あなたが持っているものに感謝しなさい。そうすれば、もっと手に入る。あなたが持っていないものにこだわれば、十分手に入れることは絶対にない。』
オプラ・ウィンフレイ:米国のテレビ番組司会者
子供がいるいないと人生の幸せは別物ではないでしょうか?。子供がいたらいたなりに、いないならいないなりに、この世では苦労が沢山ありそうです。
聖書の言葉にも次のようにあります。
『労苦はその日その日に十分あります』
マタイによる福音書6章
どんな人生でも日々に感謝し、「俺の人生最高だったよ」といって死にたいですね。
長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。
※ブログ障害により2014/5/10に投稿された本記事が巻き戻りました。ご迷惑をお掛けしました。本記事は再投稿されたものです
今日の学び:あるものに感謝して生活する。その日その日に苦労は十分ある
今日の箴言:
- 森永 卓郎:経済アナリスト
- ながれおとや:なぞなぞ作家
- ジョージ・バーナード・ショー:イギリスの劇作家
- オプラ・ウィンフレイ:米国のテレビ番組司会者
- マタイによる福音書6章