嫌な仕事に出会ったら?(その1)

こんにちは、MSLABOです。

今とてもモチベーションの下がる仕事(はっきり言えばヤリたくない仕事)に携わっています。サラリーマンの辛い所で、上司からの命令とあれば、嫌な仕事、気乗りがしない業務でも、それなりにこなさなければいけません。

以前の私であれば「最悪だ。やってられねー」とばかりに自分の運を呪い愚痴をこぼしてブルーな気分で毎日を過ごすか、さもなくば「とにかく会社の言うことには全力で従わなくては」と自分の気持ちに蓋をして、無理をしていた事と思います。

最近は多少なりとも自己啓発書を読んでいる事もあり、少し考え方を変えてみています。
つまり

  • 必要以上に「運が悪い」と嘆くことはしない
  • 必要以上に「会社に従わなくてはいけない」とは考えない

という事です。

1.必要以上に「運が悪い」と嘆くことはしない
以前の記事でも書きましたが、運・不運というか人生には「いわゆる波」が存在すると思います。残念ながら、けっしていつも順風満帆とはいきません。今回は下側(不運側)の波が押し寄せてきているわけですね(汗)。
しかし、面白くない仕事にも(多少なりとも)学ぶべきことはあります。いや、正直に言うと「そのように考えてモチベーションを下げないように」しています。

今回の仕事を通して学んだことの1つは
乗る気がしない仕事(向いていない仕事)は、忙しいかどうかとは無関係に、とにかく消耗する=疲れる」という事です。「え、そんなこと当たり前だろ」って声が聞こえそうですが、この事を改めて感じました。

私達は臆病でリスクを恐れます。それ故に「リスクがあるが、やりたい事」よりも「安全だが、面白くない事」を選ぶ傾向には無いでしょうか?。私は「そんな事はない」と自信を持って言える方は、意外と少ないのではないかと思っています。

例えば「独立してお店を開業したいが、うまく行かなかったらどうしよう?」「ミュージシャンを目指したいけど、一時的に今よりも収入が減って貧乏になるし、将来に渡って売れない可能性があるから、どうしよう?」といった気持ちです。そして独立したり夢を追う事よりも、安定した大企業に就職する道を選んだり、今いる会社にしがみついたりはしないでしょうか?。
そこまで大げさではなくとも「気になる彼女がいるけど、告白して振られたらどうしよう?」という事も十分考えられます。女の子への告白に関しては、臆病で自分に自信がなかった私は、正にそんな感じでした(笑)。


『ためらいのひとつひとつが、それぞれの遅れをもたらし、日々のことを後悔しつつ日々が暮れていく』

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ:小説家

でも女の子への告白なら、自分の気持をはっきりと伝えなければ、好きな子をGETできる可能性は少なくなります(あなたが超イケメン男子なら話は別かもしれませんがw)。
夢ならば、とにかく行動してみない事には実現することはありません。
もちろん告白してもOKがもらえるとは限りませんし、夢に向かって行動しても叶うとは限りません。ですが行動しなければ、成功もしないのです。

たった一度の人生は好きなことだけやればいい!:木原 直哉:JMAM」で、日本人として初めてプロが集うポーカー世界選手権で優勝した木原さんは言います。「何かの世界で一流になるのは、自分に合う分野を見つけることさえできれば、みなさんが想像するほど難しいことではありません」と。
そして自分が「すべきこと」ではなくて、「好きなこと、したいこと」を基準に行動しなさいと書きます。成功したいなら、寝食を忘れて努力する事が楽しいと思える分野で勝負しなさいと言うのです。


『努力が苦しいと思うのは、本人に向いてないんですから、やめればいいんです。嫌なことをしていても伸びません』

木原 光知子:実業家

ただ私もそうですが、上記のように言われると、「寝食を忘れてもやりたいことなんて無い」と言う人も多いのではないかと思います。「多少興味が有ることはあるけど、そこまで入れ込む事や、好きなことなんてない」という気持ち、あなたにもありませんか?。

これについて木原さんは、次のように指摘されています。
あるとき私は彼ら(好きなことがないと言う人)に共通する一面を発見しました。それは自ら行動を起こすことをしないという事です(中略)自分で試す、「まずやってみる」ということを面倒臭がって敬遠していたら、幸福な人生を送るために必要な筆頭要素である「自分が好きかどうか」は永久にわかりません」。

例えば何かの製品や本やCDを買うとき。Amazonや価格comで人の評判や噂を調べ、何かと不満を書き込んでいる人がいるから買わないとか、気になる映画の評判をWebや本の映画評論で見て、面白くなさそうだと判断して見に行かないとか・・・ありそうではありませんか?。
このような人は、ある意味「判断を人任せにし、自分で考えることを放棄している=人の言いなりの人生を歩んでいる」わけです。読んでみたら、見てみたら、聞いてみたら、使ってみたら・・・実は自分にとっては素晴らしい物かもしれないのに、行動せずに判断をしてしまいます。

何百万もするような高価な品を買う場合や、何十日も時間を無駄にするような事であれば慎重にもなりますが、数万円のものに悩んだり人の噂ばかりを頼りにしても、それこそ時間と労力の無駄であるといえます。


『無知による失敗を怖れるあまり、行動することなく調査や勉強ばかりに力を注いでいると、失敗によって失うものより、さらに大事なやる気と時間を失うことになります』

畑村 洋太郎:失敗学の権威、工学者

調べるのはホドホドに、まずは行動しなさい、興味のあることはやってみなさい という事ですね。そうじゃないと、いつしか夢さえ忘れてしまいます。


『試練は学びのチャンスにすぎません。あなたが学び損なったことを学び直すためのものです。だから、以前は間違った選択をしたけれど、今度はもっと良い選択ができます。そうすれば、前の選択がもたらした苦しみのすべてが消えるでしょう。』

ビル・テットフォード&ヘレン・シャックマン:心理学者

不運から学ぶのは大変難しく苦しい事ですが、なにかしらの学びを得たいと思います。不運は「ある意味何かを学ぶチャンス」です。そう考えれば、不運=不幸ではなくなりますし、不運を過剰に嘆く必要もありません。

次回は、「必要以上に「会社に従わなくてはいけない」とは考えない」ことについて掘り下げたいと思います。

長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。


今日の学び:興味がある事は行動せよ。そうしないと夢さえ忘れてしまう
今日の箴言:

  • ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ:小説家
  • 畑村 洋太郎:失敗学の権威、工学者
  • ビル・テットフォード&ヘレン・シャックマン:心理学者

今日の書籍:たった一度の人生は好きなことだけやればいい!:木原 直哉:JMAM
今日の写真:lllust AC様: さつきさん
いつか書く:

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高瀬賢一
9 年 前

あ!コメントできるようになっていますね♪
よかった!はじかれてたのですよ。
これからもよろしくお願いしますっ!