王子様を探せ!

こんにちは、MSLABOです。

白馬に乗った王子様・・・。女子なら幼いころから1度は憧れる存在なのではないでしょうか?。経済的にも豊かで、安心できて、頼りがいがあって、イケメンで、女子(自分自身)の価値を高めてくれる存在。白馬の王子は、女性の男性に対する依存志向の象徴かもしれません。

白馬の王子様、差し詰め現代なら「白い高級車に乗った小金持ち」といったところでしょうか?(笑)。そんな事を思いながらブログを探索していると、面白い記述を見つけました。
リアル女子はなかなか厳しい目をお持ちのようです。
「白馬の王子様は「働いていて人並みの給料でやさしくて真面目で、白じゃない軽自動車に乗ってるの♪」。だって白だと車体の汚れが目立つしベンツだと税金がかかるし。」
この生活感、笑ってしまいました。

以前「選ぶべき異性とは?」で最近の女子は三高ではなく三平を求めていると書きましたが、GIGAZIN様に紹介されていた某女子大の就職活動促進ポスターには、この女子の依存志向を吹き飛ばす強烈なメッセージが込められていました。

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さて、それでは事実はどうなのか?。白馬の王子様はどこにいるのか?
ここは世の女子に成り代わり、中年おじさんが少し調べてみました。

1)業界別40歳平均年収
日本の平均結婚年齢は2013年で男子30.8歳、女子28.4歳なのだそうです。
(参考URL:マイナビニュース様)
ここから考えると何故40歳の平均年収?と思われるかもしれませんが、30歳で結婚したときの収入より、「将来、より安定して稼げる確率=今は王様ではなくて王子様」である事を重視してみました(笑)。

まず王子様がいそうな業界を探します。(参考URL:東洋経済ONLINE様)
以下、各業界の40歳の平均年収を多い順に並べてみました。(あくまで平均ですので、当然ですがこれより多い会社、少ない会社はあります)

保険(東京海上HD、第一生命保険など):808.5万円
海運業(商船三井、日本郵船など):793.2万円
石油・石炭(コスモ石油、昭和シェルなど):770.8万円
鉱業(日鉄鉱業など):745.2万円
医薬品(エーザイ、第一三共など):706.7万円
電気・ガス(中部電力、大阪ガスなど):675.6万円
証券(野村HD、丸三証券など):672.9万円
銀行(三井住友トラストHD、りそなHDなど):670.3万円★
情報・通信業(日本テレビHD、KDDI、ソフトバンクなど):668.8万円
空運業(全日本空輸、日本航空など):651.5万円★
不動産(三菱地所、レオパレス21など):644.6万円
その他金融(アイフル、アコムなど):642.9万円
化学(旭化成、花王、積水化学など):613.8万円
倉庫・運輸関連(住友倉庫、名港海運など):599.4万円
建設業(大東建託、清水建設など):594.7万円
鉄鋼(大同特殊鋼、日立金属など):594.2万円
電気機器(ソニー、富士通、東芝など):590.5万円
精密機器(島津製作所、オリンパスなど):587.8万円
卸売業(三菱商事、伊藤忠商事など):586.3万円
食料品(味の素、ニチレイ、亀田製菓など):580.7万円
輸送機器(トヨタ自動車、ホンダなど):580.6万円
機械(三菱重工業、コマツなど):570.1万円
パルプ・紙(王子HD、大王製紙など):569.6万円
非鉄金属(三菱マテリアル、日立電線など):567.6万円


ゴム製品(ブリヂストン、横浜ゴムなど):553.5万円
陸運業(阪急阪神HD、日本通運など):553.0万円
サービス業(楽天、ぐるなびなど):549.3万円
ガラス・土石(旭硝子、日本ガイシなど):547.9万円
繊維製品(東レ、デサントなど):540.0万円
金属製品(ノーリツ、リンナイなど):537.0万円
その他(任天堂、ヤマハ、コクヨなど):520.9万円
小売業(イオン、サイゼリアなど):505.9万円
農林水産業(マルハニチロ、ホクトなど):496.6万円

ちなみに40代前半の男性平均年収は561万、後半で614万円だそうです。横線は561万円の前後で入れてみました。(参考URL:年収ラボ様)
意外だったのが銀行や空輸(いわゆるパイロット業界)です。TOPじゃないんですね(^^;
一番稼ぐ可能性がある業界は「保険業」。王子様は保険のセールスマンの可能性が高いわけです(笑)。

2)職業別平均年収
次に職業別の平均年収を見てみると・・・・(参考URL:年収ラボ様)
弁護士:1189万円
パイロット:1160万円
大学教授:1077万円
医者:1072万円
記者:846万円
公認会計士:817万円
税理士:817万円
警察官:813万円
公立小中学校教員:742万円
消防士:717万円
一級建築士:677万円
歯科医師:621万円
電車運転手:611万円
システムエンジニア:591万円
獣医師:554万円
薬剤師:533万円

弁護士、パイロット、医者・・・ああ、なるほど、やっぱりねという職種が並びます。
ただし医者でも歯科医師や獣医師は低めのようです。
まぁ職種で王子様を探すなら、ベタですが弁護士、パイロット、医者となるのでしょうか?

総務省「国勢調査」(2010年)によれば、未婚女性が男子に望む年収は400から500万円と言われています。
一方で30歳前半の男性平均年収は431万円だそうですので、まぁギリギリセーフといえばセーフです。あくまで「平均」でよければ、30代の男子に向かって石を投げれば、高い確率で王子様に当たる事になります(笑)
ただし、これが20代後半となると平均年収は367万円となり、結婚する時点で400万円以上じゃなきゃダメと考えるなら、先の女子大のポスターも、けっして大げさではない事になります。

おじさんのオススメは、「選ぶべき異性とは?」でも書いたとおり、「今どうであるかより将来伸びそうな男子」を選ぶことです。もちろん男子が活躍する(伸びる)ためには、女性のサポートは欠かせません。「おんぶにだっこ」では王子様にも見限られてしまいますしね。

さてさて少々脂っこい話になりましたが、あなたの王子様は見つかりそうでしょうか?
運良く王子様を見つけたとしても、振り向いてもらう為には、自分自身を王子様と吊り合う程度に高めておかなければいけませんね。
一方男性諸君は、世の女子に言い寄られるためには、とにかく頑張って働き、王子様になるしかありません。


『(仕事において)世間体、収入、組織、そういう画一的価値に押しつぶされてしまうのが、最も危険です。』

中島 義道:哲学者


『真の収入=現在の収入×(喜び÷苦痛)』

ながれおとや:なぞなぞ作家

ただし上記のような偉人の言葉もあります。
人生に占める労働時間は長期化しつつあります。70歳定年もまことしやかにささやかれる現代、「楽しく、長く働ける事は、短期的な年収よりも重要」だと思えます。

高収入の職業は、労働条件が厳しい(長時間労働だったり、責任が重たかったり、成果主義でプレッシャーがかかるなど)事が大半だと思います。
ストレスが多い職場で長時間を過ごす王子様は、家庭に帰っても家事や育児は女性まかせになり、家族となかなか楽しく過ごせないかもしれません。本当にそんな家庭を望むのが幸せでしょうか?
女子として年収に注目したい気持ちは理解できますが、家庭生活で大切なモノは何かを見失わないようにしたいですね

あ、「収入がたいした事がないあなたは、家事や育児をしっかり手伝いなさい」という妻の怒声が聞こえそうです・・・・(汗)

長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。


今日の学び:年収よりも大切なモノがある
今日の箴言:

  • 中島 義道:哲学者
  • ながれおとや:なぞなぞ作家

今日の書籍:
今日の写真:いらすとや
いつか書く:

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