祈りの効果

こんにちは、MSLABOです。

苦しい時の神頼み・・・などと言いますが、私たちは苦しい時や困った時に神仏に助けを求めて「祈り」を捧げます。はたして「祈る」ことには願いを叶える効果があるのでしょうか?。

祈りの効果ふらりと歩いていたら、近所の神社で例祭が開催されいました。都会の真中に木が生い茂る空間があり、近くには江戸時代の町並みが残る一角もあって、なかなか良い雰囲気です。私もしっかりと祈りを捧げてきました。

私たちは、特に何かで困っている時以外にも祈る事があります。年末年始の初詣などで「お金持ちになりますように」とか、「恋人ができますように」などとお祈りをしますよね(笑)。

インターネットを検索すると、祈りには効果があるという説と、効果が認められなかったとする説の両方がヒットします。正直どちらが正しいのか良くわかりません(汗)。ただ、真偽はともかくとしても、アメリカでは「祈り」を学術的に研究したり、医療行為に活かす活動が始まっているそうです。

奇跡を呼ぶ100万回の祈り:村上 和雄:SoftBank Creative」で村上さんもそのような事を書かれています。またHealth Net Media 様の記事でもそのような事例が紹介されています。

もしもそうだとすれば、祈りに何らかの効果があると認められてきた1つの証拠(社会現象)なのかもしれません。

叶わない理由ところで、私たちは「祈ったこと=願い」が叶わないと、「なーんだ、効果がないじゃん。やっぱ祈れば叶うなんて嘘なんだ」と思ってしまいます。でも、本当にそうなのでしょうか?。

神様は絶対です。
あ、いやいや、怪しい宗教の勧誘ではありませんので、ご安心を(笑)。

そうではなくて、少し真面目に考えてみて欲しいのです。仮に神様が存在すると仮定します。そこからして信じられないという方はしょうがありませんが、とりあえず「いる」と思ってみてください。

神様というくらいです。そのような存在が「言われる(祈られる)まで」私達の望みに気がつかないなんて事はあるでしょうか?。よく神様は全知全能だといいます。もしそうであるなら、私達の願う「願望」なんて「願う」前からお見通しなのではないでしょうか?。

そのことが、「願いが叶わない」事とどんな関係があるかですって?。

以下、怪しい神様との脳内会話で説明しましょう(笑)。


自分:えー、神様、神様、僕をお金持ちにしてください。
神様:ほっほっほ。また平凡で退屈な望みを願っておるのー。そんな事言われなくとも知っておるわい。

自分:えええ、そうなんですか?。じゃあ、早速パパっとお願いしますよ。はい。
神様:そりゃ構わんが・・・本当に叶えてやってもいいのか?。あとで、やっぱり無かったことにしてくださいなんて言わないよね?。

自分:・・・なんか含みのある言い方ですね。
神様:今のお前に大量のお金が渡ったらどうなるか・・・わしゃ神様だからのー。もー手に取るようにわかるんじゃよ。あーなって、こーなって、そーなって・・・ああああ可哀想に・・・あ、聞こえちゃった?。気にしなくて良いんじゃよ・・・。

自分:気になるわーっ。いったい何が見えたんですか、何が!。
神様:それは言えんのう。で、お金が欲しいんじゃったかな?。
自分:・・・えっ・・・いや・・・やっぱり、もう少し良く考えてからにします・・・。


どうでしょうか?。

信心深い方には怒られそうな例ですが、「願い」が「叶う」ことは、本当に私達の人生にとって良い事だと断言できない事に、気がついて頂ければ幸いです

何でもお見通しの神様は、いつでも私達に最適なものを最適なタイミングでくれている。

お金が欲しい、彼女が欲しいなんて、言わなくたって伝わっている。願ったものが与えられないのは、それが自分にとって相応しくないものか、自分の準備が整っていない(努力が足りない)か、タイミングが良くないだけだと考えれば「楽しく」なりませんか?

祈る時のコツそうはいっても、やっぱり願いは叶って欲しいですよね?。私もそうです。そんな私たちの為に、村上さんは本の中で幾つか「祈りのコツ」を紹介してくれています。

1)内容を限定し過ぎない

自分勝手な都合や思い込みで、祈りが叶う範囲を限定しない事です。

例えばあなたがAさんと結婚したい場合。「Aさんと結婚できますように」と祈るのではなくて「Aさんのような素敵な人と結婚できますように」と祈るのが良いそうです。世界には70億の人がいて約半分は異性です。35億人も異性がいれば、Aさんと同じくらい素敵な人は絶対にいます。

事実、Aさんと同じくらい素敵な人、いやいやAさん以上に素敵な人が現れたら、そっちの方がいいですよね?(笑)。

2)内容を明確にする

あいまいな願いではなく、具体化するそうです。

「誰でもいいから結婚したい」ではなくて「Aさんのような素敵な人と結婚したい」。「お金持ちになりたい」ではなくて「XXXX万円手に入りますように」。「就職できますように」ではなくて「B社のような企業に就職できますように」。

3)感謝の気持ちを忘れない

人は自分の欲望ばかりを祈ります。そうではなくて「生きていること、生かされていること」への感謝の気持ちを忘れない事が大切だと、村上さんは指摘をされています。

そう考えると、「(自分のために)XXXX万円手に入りますように」という祈りも良いのですが、できれば「もしもXXXX万円手に入ったら、XX%を慈善団体に寄付します」といった感じで、自分以外にも役立てるように願うと、より叶いやすいかもしれません。

『何事でも神の御心に適うことをわたしたちが願うなら、神は聞き入れてくださる。これが神に対するわたしたちの確信です』
聖書 新約聖書:ヨハネの手紙 第5章14節

『祈りの言葉はたった一言しかありません。「何とぞ私を人のために役立てる方法を教え給え」』
古書 シルババーチの霊訓 より

あ、べつに慈善団体に寄付しますじゃなくて、「MSLABOさんにXX万円あげます!」でも全然OKなんですよ・・・ええ。・・・あ、そこ!、石を投げないようにっ(汗)。

4)他人の批判に左右されない

他人の評価や意見に左右されず、強い気持ちで祈る事なのだそうです。

祈りは他人の為でもありますが、やっぱり自分の為ですよね。だから他人が何と言おうと信じて祈れば良いのです。

確かに「叶うとは限りません」。でも、もしも、現代科学が証明できていないだけで、祈りにより願いが叶う可能性が1%でも向上するとしたなら・・・祈って損はない筈です(笑)。

5)続けること

継続は力なり。1回や2回祈って叶わなかったからといってあきらめない!。

『心からの祈りによって、成し遂げられないものは、この世に無い』
マハトマ・ガンジー マハトマ・ガンジー:インド独立指導者

そもそも「絶対に叶えたい」望みなら、「簡単にあきらめたり」しないですよね。しつこく、叶うまで祈ってみるのはどうでしょうか?。

『普通の人々はお祈りしない。ただ、お願いするだけだ』
バーナード・ショー ジョージ・バーナード・ショー:イギリスの劇作家

祈りと願いは違うと偉人は指摘をします。

先ほどの怪しい神様との会話ではありませんが、願いが叶わないのは、その時点で願いを受け取るだけの準備(資質)が自分には整っていないからかもしれません。

準備が整っていないのなら、努力して準備すれば良いのです。「お願い=全て他人におまかせ」ではなく、「祈り=自助努力をした上で神様におまかせ」によって、願いを叶えるのが良さそうです。

あなたは何を祈りますか。それは素敵な事ですか。あなたの願いが叶い、あなたと全ての人が幸せになる事を私も祈っています

名古屋:伏見のオフィスより感謝を込めて。

長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。


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今日の学び:祈りは叶えられる!と信じてみる
今日の箴言:
新約聖書:ヨハネの手紙 第5章14節
シルババーチの霊訓
マハトマ・ガンジー:インド独立指導者
ジョージ・バーナード・ショー:劇作家、小説家
今日の書籍:奇跡を呼ぶ100万回の祈り:村上 和雄:SoftBank Creative
今日の写真:photo-AC 様:acworksさん

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