いい子の殻を破れ!

こんにちは、MSLABOです。

「いい子にしていなさい!」と、あなたも自分の子供を叱りつけた事はありませんか?。私は・・・ありますね(汗)。

いい子にしなさい子供がクズクズいって親の言うことを聞かない時などに、ついつい決まり文句のように「いい子にしてね」とか「言うことを聞きなさい」と叱ってしまいます。

子供には「親は絶対者」です。自分を保護し、自分を守ってくれる存在ですから、子供にとって見れば親に気に入られる事は生きていく上で大変重要なわけです。また親だけはでなく、学校の先生や身近な大人たちに「かわいがられる」事も重要です。

「かわいがられる」為には、大人たちや周囲の友達の言う事を素直に聞き入れる「いい子」でいる事は、有効な手段でもあります。

この幼少の頃に身につけた「いい子」でいる能力、そうする事が生きていく上で有利に違いないという経験は、大人になってからも私達の心を支配する事があります。

え、そんな事はないぞ・・・ですか?。

いい子の呪縛それでは1つ伺います。
あなたは「平均的な学校に通い、大学を卒業したらそれなりの規模の会社に就職して、30歳前後までには結婚し、そこそこの家庭を築きたい」と考えたことはありませんか?。

いつまでも結婚しない人、離職を繰り返したりアルバイト生活で暮らしている人、小規模な零細企業に勤める人、中卒、高卒などの低学歴な人、離婚や退学を経験した人などを、心のどこかで「社会からの落伍者や落ちこぼれ」と感じた事はありませんか?。

そこまでは感じなくとも、「自分は、そうはなりたくない。世間並みでいたい」と考えた事は?。それって見方を変えると「いい子」でいる道を、知らず知らずのうちに選択しているという事ではないでしょうか?。

絵本を読むと「天職」が見つかる:中越 裕史:廣済堂出版」で、中越さんは様々な「童話」をヒントに、イキイキとした人生を歩む方法を紹介してくれています。中越さんは「転職をしたいけれど、何が自分に向いているのかわからない」という人たちの相談にのる心理カウンセラーです。

そんな中越さんが、童話「3年寝太郎」を元に、「いい子」にとらわれない生き方を紹介してくれています。

寝太郎の場合3年寝太郎のお話()を忘れちゃった方の為に、中越さんの本に掲載されていた話を改編して紹介しましょう。


ある村に寝てばかりいる若者がいました。毎日ゴロゴロと家の中で過ごして働かない若者を見て、いつしか村人は彼を「寝太郎」と呼ぶようになりました。

寝太郎は最初から寝てばかりいる男ではありませんでした。彼の名前は「もへい」といい、その昔は毎日毎日朝から晩まで真面目に働く男だったのです。

もへいの村には用水路が整備されていませんでした。その為、日照りが続くと田んぼが干上がってしまい、十分な収穫を得ることが出来ません。

080071(画像URL:illust-AC 様:KFさん)

それなのに村人達は貧乏を嘆くばかりで、なにも対策を行いませんでした。困ったときにも、雨乞いをするだけ。もへいの村では、いつも貧しくて苦しい生活が続いていたのです。

ある時、もへいの母親が病気になりました。貧乏なので医者にも見てもらえず、とうとう母親は死んでしまいます。それ以来、もへいは「どんなに働いても、幸せにはなれないんだ」と気落ちし、家に閉じこもって寝てばかりいるようになったのです。

もへいが寝てばかりいる「寝太郎」になって3年3ヶ月ほどたった時、寝太郎は突然起き上がると隣村を超えて、その先にある大きな川へと出かけました。川から戻ってくると、村人に「用水路を作って、川から水を引こう」と言いだします。

用水路
(写真URL:photo-AC 様:acworksさん)

しかし村人たちは「そんなに遠くの川から水を引けるわけがない」と、寝太郎をバカにして相手にしません。しかし寝太郎は1人で立ち上がると、川から村に向かってモクモクと用水路を作り始めたのです。

用水路はだんだん長くなり、寝太郎の村に近づきます。ついには村人たちも寝太郎の作業に感心し、彼を手伝うようになりました。

やがて川から村へと続く長い長い用水路が完成します。そして、それからというもの村の田んぼが干上がることは無くなりました。村人は寝太郎の仕事をたたえ、この話を言い伝えるようになりました。


※寝太郎の話には、紹介した話以外にも様々なバリエーションがあるようです。

中越さんはカウンセラーとしての立場から、「寝太郎が3年以上寝ていたというのは、うつ病だったのだろう」と指摘をされています。

寝太郎は3年間自分を見つめゆっくり休む事で、母の死を受け入れ、それまでの生き方を変えたわけです。いうなれば「人の言うことに従う人生=いい子」から、「人にバカにされようとも、自分が正しいと思った事を、勇気を持って行う人生」を選んだわけですね。

私達は「いい子」でいたいと思うあまり、「人の目や世間の評判」を気にして、嫌な仕事や辛い作業から逃げ出すことさえできない場合があります。「世の中、こんなもんだよ」と、いつしか自分の夢をあきらめてしまいます。

『ずっと負けてきているから、負けることは怖くない。負けに慣れて、あきらめることが怖い。』
土佐 礼子 土佐 礼子:マラソン選手

しかし、時には周りの人がなんと言おうとも「自分の意思や思い」を大切にし、行動しなければ、充実した人生を送ることはできないのではないでしょうか?

中越さんも書籍の中で、次のように書かれています。「もしもあなたが自分らしく生き、働きたいと考えているなら、たとえ人から批判されても、自分の考えを最優先させることが必要です」と。

大富豪になれた理由それでも「そんな事いってもなぁ」と考える私やあなたの為に、次のような話を紹介しましょう。

アメリカの大富豪にアンケートをとった結果です。彼らが大富豪になれた「キッカケ」として挙げた回答のベスト3は何だったでしょうか?。

それは「病気」、「失恋」、「倒産」。

なんと寝太郎と同じなんですね(笑)。病気や失恋や倒産などにより、それまでの人生や生き方に疑問を持ち、そこから他人の人生ではなく自分の人生を歩み始めた結果、大富豪と呼ばれる人になれたのではないでしょうか?。

『本当の人間の価値は、すべてがうまくいって満足しているときではなく、試練に立ち向かい、困難と闘っているときにわかる』
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア マーティン・ルーサー・キング・Jr:牧師、ノーベル平和賞受賞者

「いい子」でいる事は悪いことではありません。しかし時には世間のレールを外れてでも、自分の人生を生きないと、後悔が待っているのではないでしょうか?。

さて、あなたは明日も「いい子」を続けますか?・・・それとも・・・

名古屋:伏見のオフィスより感謝を込めて。

長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。


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今日の学び:自分の思いを最優先させる
今日の箴言:
土佐 礼子:マラソン選手
マーティン・ルーサー・キング・Jr:牧師、ノーベル平和賞受賞者
今日の書籍:絵本を読むと「天職」が見つかる:中越 裕史:廣済堂出版
今日の写真:illust-AC 様:Mizue.Oさん

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