想像力の翼を持て（２） | 自己啓発。人生について考える

こんにちは、MSLABOです。

思いが形になるとは言いますが、本当にそんな事はあり得るのでしょうか？。それって言葉の綾（あや）（言い回しが巧みな事）ではないかと思いますよね？。

みなさんは「量子力学」ってご存じですか？。
私もさっぱりわかない世界（汗）ですが、Wikiによれば「一般相対性理論と共に、現代科学を支える基礎理論」であるとされています。

ものすごーく簡潔に言えば
「この世界は、どのような仕組みで出来上がっているのか？」
という事を研究する学問で、パソコンや携帯電話、半導体など現代の生活を支えるものは、量子力学の研究成果を元に作られていると言われています。

その量子力学において「二重スリット実験」と呼ばれる実験が行われました。

この実験については「哲学的な何か、あと科学とか」様のブログに、超絶わかりやすく解説されていますので、ぜひ一読をお薦めしたいのですが、「物質は、そもそも粒子なのかエネルギー（波）なのか」を調べる実験でした。

よくもまぁそんなクダラナイ（おっと・・、もとい、基礎的な）事を研究するものだと感心しますが、科学者のみなさんはそんな事を調べたくなる職業なんですね（笑）。

この話を読むまで、私は物質は「粒」だと信じていました。
昔、理科の授業で習ったように物質は水素や酸素といった元素でできており、元素はさらに陽子や電子といった原子でできている。原子はさらに素粒子と呼ばれる粒でできている・・・と。

（参考URL:東北大学ニュートリノ科学研究センター様）

ちっちゃい粒が集まって、大きなものが出来上がっているという考えはわかりやすいですものね。

しかし「二重スリット実験」の結果は、「この世のあらゆる物質が、粒であり波である事」を示す結論に至ったのです。つまりあたなも私も、犬も猫も、全ては粒（個体）でもあるけどエネルギー（波）でもあるというのです。

だからどうしたの？・・・って思いますが、ある意味これってスゴい事ではないでしょうか？。

なぜなら、私達は床に立っていますが、これは床も自分たちも粒（個体）だからです。個体同士だから反発しあって、立っていることができる。
もしもお互いが波なら・・・・・・・・すり抜けてしまいます。

海や風呂場の水（波）、あるいはライトの光同士をぶつけてみれば、エネルギーがぶつかった場合にどうなるか、想像できます。
波同士がぶつかると、お互いが跳ね返るのではなくて、混ざり合ってすり抜けていきます。

んん？・・・あらゆる物質は「波」だとしたら、なぜ私は床に立っていられるのでしょうか・・・
いやいや、それよりも道行くあの娘の服は、なぜすり抜けないで裸体を覆い隠せるのでしょうか（笑）・・・ナゾが深まります。

この事について二重スリット実験を考察した科学者は、さらに驚くべき事実を突きつけます。
以下、あやしい科学者との会話形式でどうぞ（笑）。

ナゾの科学者：
え、物質は波か粒かだって？・・・その両方なんだよ。
自分：
でも、私はこうして地面に立っているじゃないですか。波ならすり抜けちゃうでしょ？
ナゾの科学者：
実はさ、物質は通常は波として存在しているようなんだ。ところが波が「どこかのタイミング」で粒になる。だから君は地面に立つことができるってわけさ。
自分　：
はぁ？
ナゾの科学者：
だから、物質は普通は波なの。でも「ある時」粒になるんだ。また粒である物質は「ある時」波になる。これをコペンハーゲン解釈というんだ。
自分　：
コッペパンがどうしたって？。
ナゾの科学者：
パンじゃない！。しかもコッペじゃなくてコペンハーゲン！。
自分：
ふむ。で、そのコッペパンでは、物質はいつ波から粒になるんです？。そんな事いう限りは当然わかっているんでしょうね。
ナゾの科学者：
うう・・・そこがナゾなんだよ。でもね、１つの仮説があるんだよ。
自分：
ほう・・・その仮説ってなんですか？
ナゾの科学者：
君が「意識した瞬間」変わるという説さ。物質は君が見ていない時は「波」で、君が見た瞬間に「粒」になるんだ。
自分：
はぁ？・・・・
ナゾの科学者：
いや、だから、君が「波」を観測して、意識した瞬間なんだっば。
自分：
あの～・・・・、僕は科学の話がしたいんであって、宗教や哲学の話をしているわけじゃないんですが・・・