こんにちは、MSLABOです。
いま猛烈に忙しいです。つい先月まではヒマ(おっと、サラリーマンとして失言ですね 笑)、もとい余裕がある状態でしたが、今月はかなりピーンチです。
忙しいとはいっても、自分の得意な(好きな)分野の仕事をさせて頂いているので、文句は言っていられません。しかしこの仕事、結構めんどくさいのです(汗)。
とあるお客様への提案資料なのですが、商品の説明を考えたり、わかりやすい絵を付けたり、文字やページの体裁を考えたり。
楽しいんですけどね・・・・でも、めんどくさいんです。ちっともラクではありません。
おまけに期限がシビアですから、休日出勤、深夜残業が続いています(泣)。
こういう時は自己啓発本を読んで、考え方を学ぼう!という事で、「ものの見方検定:ひすいこたろう:祥伝社」を読んでいたら、まさに「めんどくさい」仕事で世界に認められた偉人の話が紹介されていました。
その人の名は「宮崎 駿」。そう、「風の谷のナウシカ」や「となりのトトロ」などのアニメーション作品で有名なスタジオジブリの映画監督です。
アニメ制作は私の仕事など問題にならない程の「超絶めんどくさい仕事」のようです。
1本のアニメには膨大な数の動画が必要になります。
作品や品質によっても大きく異るようですが、テレビの30分(本編21分程度)アニメの場合、本編だけで約3000枚程度の動画が必要なのだそうです。
ちなみに先の宮崎さんの代表作「風の谷のナウシカ」だと約116分の放映時間で50000枚以上の動画を使ったのだとか・・・。壮絶です。
(参考:究極映像研究所 様)
人間が1つ1つ丁寧に手作りしなければいけないので、1人が1日に描ける動画枚数は20~30枚と言われており、結果的にアニメーション作成には非常に沢山の「人」と「費用」がかかることになります。(参考:人力でGO 様など)
そんな「めんどくさい仕事」に、どうしたら情熱を注ぎ続ける事ができるのか・・・不思議に思いませんか?。
好きだからできる?・・・当然それはあるでしょうね。
何か伝えたいことがあるから作る?・・・そうかもしれません。
お金が儲かるからできる?・・・それもあるでしょう。
宮崎さんも映画を作る3原則に
●面白いこと(大好き、ワクワクする、ワクワクさせることができる)
●作るに値すること(伝えたいメッセージがある)
●お金が儲かること(膨大な人件費を賄うためには必須です)
と言われています。
上記の項目は、どれも「めんどくさい作業」を乗り越えるには大切なことのように思えます。
しかし宮崎さんがめんどくさい仕事ができる理由は、どうやら上記だけではないようです。
宮崎さんは、映画作りについて次のように述べられています。
「自分のために映画を作るな。子どもたちのために作れ」
何かと先行きが不安で閉塞感のある現代社会に生きる子供たちに向けて、「この世の中には、美しいものや面白いものが沢山ある」事を伝えたくて、映画を作っていると告白されているのです。すごいです。
おいしい料理も、楽しい映画も、「めんどくさい=手間がかかる」からこそ、人を感動させるような素晴らしい物になるのかもしれません。
誰かのため、他の人の笑顔の為に仕事をする。
お客様の笑顔の為に「めんどくさい」を乗り越える。
という偉人の言葉もあります。
手間ひまかけて作られた資料や作品は、「よくこねらてたパン」ですよね。
おいしいパンを作って、食べた人を笑顔にする・・・。私の仕事もそうありたいと思いました。
長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。
今日の学び:誰かの笑顔のために手間を惜しむな!
今日の箴言:
- 西川ヘレン:タレント、西川きよしの妻
- ジャン=アントワーヌ・ド・バイフ:フランスの詩人
今日の書籍:ものの見方検定:ひすいこたろう:祥伝社
今日の写真:lllust AC 様:hozuさん
いつか書く: