こんにちは、MSLABOです。
あなたは「偶然の一致」を体験した事はありますか?。会いたい人の事を考えていたら、街なかで偶然ばったり出会ったりとか、想っていた相手から突然電話がかかってきたりとか。
偶然の一致の事をシンクロニシティ(Synchronicity)といいます。日本語では「共時性」などと呼ぶようで、夢分析や無意識の研究で有名な心理学者カール・ユングによって提唱されました。
「朝にキク言葉:ひすいこたろう:サンマーク出版」に、シンクロニシティについて不思議な話が紹介されていました。
ある所に生後4週間で引き離された双子の兄弟がいたそうです。2人は39歳になるまで出会うことがありませんでした。2人は事情を知らない(全く関わりのない)養父母に育てられたのですが、その人生は偶然とは思えない一致を見せます。
●2人は養父母により、共に「ジム」と名付けられた。
●2人共犬を飼っていたが、その犬の名前は「トイ」だった。
●2人はそれぞれ結婚したが、ともに「リンダ」という名前の奥さんをもらった。
●2人は共に離婚し、その後再婚するが、再婚者の名前は共に「ベティ」だった。
●2人共、選んだ職業は消防士だった。
●2人は消防士になる前に、共に非常勤の保安官をした経験があった。
どうです?・・・アンビリバボーですよね。
相談し、事前に示し合わせていたとしても、ここまで一致するのは難しいのではと思ってしまいます。
これらの事例を研究したアーヴィン・ラズロ博士は
「私達を含め、あらゆる生命は単独で存在するのではなく、某かの繋がりを持っている」と結論づけています。
シンクロニシティについては、超心理学の分野でテレパシーの研究として古くから行われてきましたが、最近では超心理学以外の研究者からも、人間が持つ不思議なシンクロニシティについて、報告がされているようです。
例えば、ひすいさんの本にも紹介されているドイツにある先端領域心理学研究所のJ.ワッカーマン博士や、米国カリフォルニアのノエティックサイエンス研究所のディーン・ラディン博士です。
その両者ともが実験の結果
「何らかの、未知の情報的あるいはエネルギー的交換が、隔離された人々の間で存在する」との結論を得ています。(参考:Wiki「テレパシー」記事 様)
そんなの偶然にきまっている・・・そう思われますか?。
偶然かもしれません。でも、そうじゃないかもしれません。
大切なのは偶然かどうかではなく、「そんな偶然」をどう受け止めるかではないでしょうか?。
『生きていく間に起こる色々な出来事、不思議な偶然。時々神様がゲームの駒を動かしたのじゃないかと思うことすらある。それを恨むか、感謝するか、気持ち一つで貴方の一生は決まるんだよ。』
成田 美名子:漫画家:漫画「CIPHER(サイファ)」より
「見えないチカラを味方につけるコツ:山崎 拓巳:サンクチュアリ出版」で、山崎さんはシンクロニシティについて次のように語っています(注:意訳しました)。
「偶然とは、脳が無意識のうちに「あなたが求めているもの」を見せてくれているもの。何度も繰り返し目にするものは、そこに何らかのサインが隠されている。だから毎日ハッピーエンドになる問いかけを自分にして、眼や耳に自然に飛び込んでくる「気になるもの」を大切にしたほうが良い」と。
あなたがこのブログを読まれたのは、たぶん「偶然」ですよね。
それは「ただの偶然」かもしれない。でも、もしかしたら、あなたや私にとっては不思議なシンクロニシティの働きによる「必然」なのかもしれない・・・。
あなたが読んでくれた偶然に感謝します。
私も、人と人は不思議なシンクロニシティで繋がっていると思うから。
長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。
今日の学び:偶然は必然。全て必要なことしか起こらない
今日の箴言:成田 美名子:漫画家
今日の書籍:
- 朝にキク言葉:ひすいこたろう:サンマーク出版
- 見えないチカラを味方につけるコツ:山崎 拓巳:サンクチュアリ出版
今日の写真:lllust AC 様:NABEさん
いつか書く: