こんにちは、MSLABOです。
一生懸命心を込めて・・・言うのは簡単ですが実行するのは意外と難しいのではないでしょうか?。
そう言われてみて・・・誰かのために一生懸命心をこめたのって、いつの頃だったっけ?と、私も恥ずかしながら思ってしまいました。
あ、もちろんこのブログは、読んでいただいている誰かの事を想像しながら、心を込めて書いていますからねっ(汗)。
会社でも建前上は「お客様の為を思って仕事をしなさい」なんて言われますが
その実態は「儲かることが第一で、お客様のことは二の次」なんて事は無いでしょうか?・・・ドキっ(汗)。
テレサさんもこのように言って見えます。
日頃、私達はついつい
●なにをしたか(するか)
●どれだけしたか(するか)
でのみ物事を考えがちです。
会社の売上、テストの得点、販売数、視聴率、顧客数、株価、資格数などなど・・・
なぜなら「どれだけしたか」を数字で把握する事は簡単ですが、「どれだけ心をこめたか」を数値化する事はできないから。
例えばネットなどで商品を買う時も、得票率とか、人気ランキングだとかの数字をみて、人気がある=良い商品だ、売れている=素晴らしい商品に違いない なんて事を考えちゃいませんか?。・・・・私は・・・・考えちゃっていますね(汗)。
この「数字の踊らされない」、「人気投票に一喜一憂しない」って、本当に難しいですよね。
何でも安く速く大量に、効率良くスピーディにという風潮が強い世の中にあっては、「心を込めて、じっくりと」なんて言っても、受け入れてもらえないのかもしれません。
そんな中、「朝にキク言葉:ひすいこたろう;サンマーク出版」に、この「思いを込める」事について素敵な話題が載っていましたので、抜粋して紹介したいと思います。
タレントでコメディアンの萩本 欽一さんが、あるテレビ番組で15歳の少年に「好きなもの」を聞いたのだそうです。
15歳くらいの少年に好きなものを聞くと、たいていは食べ物とか、スポーツ選手や芸能人の名前とか、今ならゲームのタイトル名を挙げそうです。
テレビに出演するようなタレント候補の少年なら、「ダンス」や「演劇」なんて模範的な解答をするかもしれません。
ところがこの少年は次のように答えたのだそうです。
「僕の好きなものは、お母さんが作った おいなりさん です。」
少年の為に、お母さんが一生懸命心を込めて作る「稲荷ずし」が大好きだと言うのです!。
なんか、すごくないですか?
その後、この少年はどうなったと思いますか?。
…
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…
6年後、その少年は女性誌の「anan」で「ステキな男性ランキング1位」を獲得する大スタ-になります。
少年の名前は木村 拓哉。SMAPのメンバーで、ドラマに映画に大活躍しているのは、みなさんご存知の通りです。
ひすいさんは書きます。
「心を込めて何かをやると、それは誰かの心の灯になる」と。
木村さんのお母さんの一生懸命は、キムタクを生む原動力になったのかもしれません。
『なんでも、早くできるようになること。それが成長だと信じてがんばってきた。でも、ちがった。なんでも、真心をこめてできるようになること。それが、成長だった。』
宇佐美 百合子:作家
簡単に数値に置き換えられるものじゃなくて、数値じゃ表せないものにこそ価値がある。
直ぐに成果としては現れないけど、じわじわと浸透していくように、ゆっくりゆっくりと広がって、誰かの心を温かくしたり、誰かに勇気を与える力になる。
じっくりと仕上げる、本物を作るっていう観点では、歴史に残る建造物や作品、有名なブランドは、みんな「心を込めて、じっくり、本物に仕上げた」ものばかりですよね。
心を込める事について、ひすいさんは本の中で次のようにも書かれています。
「本気で打ち込んだ時間、それは後に、あなたの心のダイヤモンドになります」
心を込めると、否が応でも本気にならざるを得ません。
そして本気で取り組んだものは、誰かの心の灯火になるだけでなく、自分自身の心にもかけがえの無い財産となるようです。
あなたも心のダイヤモンドを作ってみませんか?。
長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。
今日の学び:心を込めて。心にダイヤモンドを作ろう
今日の箴言:
- マザー・テレサ:修道女
- 宇佐美 百合子:作家
今日の書籍:朝にキク言葉:ひすいこたろう;サンマーク出版
今日の写真:photoAC 様:acworksさん
いつか書く: