こんにちは、MSLABOです。
異性にモテたい!って思いませんか?。私は断然思います!(力説)w。この世界には(ほぼ?)男と女しかいませんが、お互いの考え方や思考には、あまりにも隔たりがあるようです。
「男は火星人 女は金星人:ジョン グレイ(著)、 遠藤 由香里(翻訳):ソニーマガジンズ」というタイトルの書物があるように、とにかくお互いの考え方には、(大げさに言えば異星人ほどの)差があるようです。
そのような異星人(異性)にモテるためには、ぜひ相手のことを知らなければいけません。
「己を知り、相手を知れば百戦危うからず」と、古代中国(春秋時代:BC770年-BC403年)の思想家「孫子(孫武)」も言っています(笑)。
恋愛をたくさんすれば良いのかというと、そうでも無いようで
『三千人と恋愛をした人が、一人と恋愛をした人に比べて、より多くについて知っているとはいえないのが、人生の面白味です。』
三島 由紀夫:作家
という言葉もあります。
しかし私は生まれてこの方40年以上「男」しかやったことがありませんので、残念ながら「女」の事は良くわかりません。
ここは1つ先人達の智慧に学ぶ為に、男女の思考の違いをわかりやすく解説した「察しない男 説明しない女:五百田 達成:ディスカヴカー・トゥエンティワン」を読んで、女性について勉強してみました。
その中から1つ。
男女の違いを説明する話に「男は野球で育ち、女はママゴトで育つ」というのがあります。
小さい頃から多くの男子は「野球やサッカーなどのスポーツを通して、団体行動を学び」ます。え、女子もスポーツするでしょ?って・・・・。そうですね。
まぁ聞いてください。
男子は団体行動を通して、組織や社会の中での上下関係を学び、縦割り社会に慣らされていきます。誰がリーダーで、誰が下っ端かを明確にし、個人行動よりも団体行動に重きを置きます。
縦割り社会の男子は「目標」や「成長」という言葉が大好きです。
物語やRPGのヒーローのように、今日よりも明日、明日よりも明後日・・・自分を磨き、レベルアップして、より大きな成果を上げる事に意欲を感じます。
原始時代に大きな獲物を獲るという目標を掲げ、一致団結して力をあわせて狩りをした習性が、今でも男のDNAには染み付いているのかもしれません。
一方、五百田さんによれは女子は「ママゴト」で育ちます。
ママゴトにはゲームやスポーツと異なり「明確な目標」がありません。「仮想世界でみんなが楽しく過ごす」事が大切であり、そこでは「協調性や共感」が重要な価値を持ちます。
女性の社会は水平社会と言われています。明確なリーダーや上下関係を作らず、仲の良い人同士が作るグループ内で、ゆるやかに強調しあう世界。
そんな水平社会の女子は「変身」という言葉がスキなようです。ママゴトでも、ある時は父親役、ある時は母親役を演じるように、自らを状況に応じて変化させる事に魅力を感じるのだとか。
そういえば小さな女の子が見るアニメやゲームには、今でも「魔女もの、変身もの」が多いですよね(笑)。きっと女子の変身願望を反映しているのかもしれません。
さて肝心の「異性にモテる」方法ですが、五百田さんの本によれば、
- 男はナンバーワンになりたい
- 女はオンリーワンになりたい
のだそうです。この事を考慮に入れて、相手に自分をアピールします。
例えば男子の前では、たとえ男性アイドルの話だとしても「あの人、カッコイイよね」なんて言わないほうが良いのです。
なぜなら男は縦割り社会の序列を重んじる世界の住人。大好きな女子にそんな事を言われると、アイドルと自分の順序を瞬間的に判断し、「君にとって、どっちが上なんだ?」って考えちゃう生き物なんですね。
また女子の前では、たとえ本心でも「君が一番だ」というのは、オススメできないそうです。・・・・なぜに??と、男子な私には全くのナゾですが、五百田さんは次のように解説をされています。
「君が一番だ」という表現は、暗に「XXXさんと比べて、君のほうが良い」と言っているように女子には聞こえるのだそうです。
水平社会の協調世界で暮らす女性は、「誰ソレと比べられ、順序化される」事を嫌がります。
だから
男子を口説くには「あなたが一番よ!」とか「あなたが一番カッコイイ!」と言う。
女子を口説くには「君は特別な存在なんだ」とか「君の他には考えられない」と言う・・・
ぐは!・・五百田さん、それ、もっと若い頃に知っておきたかったです><。
つまりは、男女とも相手にモテる為には「相手に合わせた、相手を思いやる心と行動」が求められるんですね。
恋愛や男女間の関係については、偉人たちも大いに悩んだようで沢山の言葉が残されています。
『ともかく、恋愛はいい先生だ。運命が我々に与える困難など、恋愛が我々に味あわせる快楽には到底及びもつくまい』
アントワーヌ・フランソワ・プレヴォ:フランスの恋愛小説家
『恋愛も結婚も離婚も一人では出来ません。相手の望みをかなえてやることが自分の幸福であると考えられることが、二人であることの幸福です。双方から物事を考えることが出来れば、離婚でさえも不幸なこととは限らないのです。』
吉野 朔実:漫画家
恋愛は「異なる考えの相手」と上手に付き合う練習であり、モテる為には「相手に合わせて、相手を思いやる」事が必要なのだと学ばさせていただきました。
あなたにも素敵な恋愛がありますように!。
長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。
今日の学び:恋愛とは、甘酢っぱい「思いやり」の練習
今日の箴言:
- 三島 由紀夫:作家
- アントワーヌ・フランソワ・プレヴォ:フランスの恋愛小説家
- 吉野 朔実:漫画家
今日の書籍:
- 男は火星人 女は金星人:ジョン グレイ(著)、 遠藤 由香里(翻訳):ソニーマガジンズ
- 察しない男 説明しない女:五百田 達成:ディスカヴカー・トゥエンティワン
今日の写真:lllust AC 様:ねおまんま☆さん
いつか書く: