こんにちは、MSLABOです。
世の中には沢山の漢字があります。漢字の数は膨大で、中華字海という中国の漢字辞典には8万5000文字あまりが収められており、漢字の総数は10万字とも20万字とも言われています。日本で通常用いられる漢字(常用漢字)でさえ1945字もあります。
例えば口を使う漢字では、「言う、吸う、吐く、叫ぶ、呼ぶ、吹、喉、咳、含む、問う、味、唇、嘘、善、告げる」などがパッと思いつきます。
中には、なぜこれが口へんの漢字?と不思議になるものもありますが、こうして並べてみると、なんとなく口が使われている漢字の特徴のようなものがわかります。
言葉には大きく分けて音を表したものと意味を表したものがあります(正確には、もっと難しい分類があるようですが)。
「い」という文字は「い」という音を表していますが、特に意味はありません。一方「胃」という文字は音だけでなく意味を持っています。
漢字の由来、意味を調べていくと、なかなか奥が深く、場合によっては怖いことがわかります。
例えば「道」という文字は、「十字路に異民族の首を埋めて清める」という血なまぐさい古代中国の風習からできたそうです。「取」という漢字も、古代中国の戦争で殺した敵の左耳を切り取って集めた事から、耳という文字が左側に入っています。
「吸」という字の右側の「及」には、逃げる人の背にぱっと手が届くという意味があり、そこから口がある物にぱっと届いて、すいつくことを意味するようになったそうです。
(参考URL:OKコラム様、NAVER「ほんとうは怖い漢字の由来」様、名付け漢字辞典様)
もちろん意味だけではなくて、漢字の書き方を面白く語呂合わせしたものもあります。
例えば「鬱(うつ)」という漢字。とっても書きにくくて覚えられません。
南 伸坊(イラストレータ)さんはこれを
「林の中にキャンプに行ったら缶が落ちていた。米(※)を火(ヒ)で炊いたら風(彡)が吹いて生煮えになってガッカリ」
と覚えればいいよと言われたそうです。
どうです、覚えられそうでしょ?(笑)。(参考URL:じぶん更新日記様)※
※2019/10 現在リンク先が見つかりません
漢字に関しては、偉人たちが面白いことを言って見えます。
例えば「ひすいこたろう」さんは著書で下記のように書かれています。
「吐く」という字は 「口」に
「プラスマイナス(±)」って書きます。
もしもマイナスの言葉を控えたら…?
…「叶い」ます。
夢を叶える為には、マイナスの言葉(ネガティヴな言葉、愚痴、言い訳)をやめて、プラスの言葉(褒める、喜ぶ、感謝する、ポジティブな言葉)を使いましょうという事ですね。
また、ある方が書道の先生に「儲ける」ってどんな事だと思うかと聞かれ、「なんだか申し訳ない事でしょうか?」と答えた所、次のように言われたのだとか。
「本当の儲けるは、信者を作るっていうことなんだよ!。それは、教祖様になるって事ではなく、信者になるほどあなたにほれ込んでお金を払ってくれるということだよ」
(参考URL:徳永美佳様)
そう言われてから「儲」という文字を見ると・・・・あ、ほんとだ、信者って書いてあるw。
最後にもう1つ素敵な語呂合わせを紹介したいと思います。
『出会い』
『出会い』は『出愛』 。
わたしから出て行って愛すること。
あなたに会いに行く。
あなたを愛しに行く。
だれにでもこんな気持ちで会いに行き、愛しに行けば
すてきな出会いが待ってるに違いない。
このブログがあなたとの素敵な出会いになれば幸いです。
長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。
今日の学び:言葉の意味をポジティブに捉えよう!
今日の箴言:
今日の書籍:
今日の写真:dairy/Kojima様 「甲骨文字の読み方」 落合淳思/講談社現代新書より
いつか書く: