こんにちは、MSLABOです。
自分はコーヒーを飲むのが好きです。職場でも休日でも、ほぼ毎日飲んでいるんじゃないかと思います。今日はコーヒーの歴史について考えてみたいと思います。
コーヒーの歴史をWikiなどで調べると「文献上の最初の記録は、575年にイエメンを支配したサーサン朝ペルシャのもので、「当時のアラビア人はコーヒーの実や葉を煎じて飲料を作った」とあります。
その後コーヒーは夜中を通して修行を行う修道僧が用いる秘薬として修道院で管理され、学者や職人、夜に旅する商人向けに広まったようです。
ちなみにヨーロッパの修道院ではコーヒーだけでなくビールやワインなども醸造されていたようで、ベルギービールやトラピストビールなど現在でも有名な物が残っています。機会があったら是非飲まれてみてはいかがでしょうか?
コンピュータの世界で使われる有名なプログラミング言語にJava(ジャバ)と呼ばれる言語がありますが、この名前の由来はインドネシアのジャワ島のコーヒーで、プログラマーはコーヒー好きということもあり、ジャワ島のJavaコーヒーからJavaと名付けたという話です。そういえば、Java言語のロゴマークは、今でも湯気の立ち上るコーヒーカップですね。
子供の頃コーヒーは身体に良くない等と聞かされた記憶があります。特にコーヒーに含まれるカフェインには発ガン性があるとか、胃腸を悪くするとか・・・。ですが最近の研究では、カフェインには発ガン性がないとされているようですし、適量のコーヒーはむしろ健康に良いとする論文が数多く発表されています。
例えば、ハーバード公衆衛生大学院の発表によると、1日6杯以上のコーヒーを飲む男性のほうが、死に至る前立腺がんにかかるリスクは60%、前立腺がん自体が発現するリスクは20%低く、糖尿病になるリスクが男性で半分に、女性で30%近く下がると言われています。
また同じハーバード大学の Jiali Han 准教授らの研究によると、コーヒーに含まれるカフェインが皮膚ガンの予防に効果的で、男女 112,897 人を対象に 20 年間以上に渡る経過観察を行ったところ、一日に 2 杯以上のコーヒーを飲んでいる人はそうでない人に比べて、基底細胞ガンを発症する確率が 20 % も低いのだとか。
さらにオーストラリアの大学の研究者チームによれば、コーヒー、紅茶、チョコレートなどに含まれるカフェインが、短期的記憶力と注意力をつかさどる脳の記憶中枢を刺激する働きがある事も判明したそうです。
また胃に悪いという説についても、コーヒーに含まれるカフェインには胃液分泌を促進し消化を助ける効果があるそうで、アセトアル デヒド(二日酔いの原因)の排泄を促進する効果もあるようです。という事は、宴会の翌朝にはコーヒーを飲むと良いかもしれません。なんかコーヒー凄いです!
眠気を防止するだけでなく、健康に役立ち、記憶能力も向上させる、そんなコーヒーはまさに修行僧にとって秘薬だったのかもしれませんね。
ただしいくら身体によいとはいえ過剰な摂取には弊害もあるそうで、カフェインが胃液分泌を促進するので胃酸過多な人にとっては毒となりますし、血圧を上げるという話もあります。また授乳中や妊娠中には摂取を控えた方が良いと言われています。何事も適量にという事です。
偉人達にもコーヒーの愛好家は大勢見えたようです。
『千のキスよりすばらしく、マスカットぶどう酒より甘い。コーヒー、コーヒーはやめられない』
ヨハン・セバスチャン・バッハ:作曲家
『強いコーヒーをたっぷり飲めば目がさめる。コーヒーは暖かさと不思議な力と心地よい苦痛を与えてくれる。私は無感よりも、苦痛を好む。』
ナポレオン・ボナパルト:フランス軍人
ナポレオンの言葉がいい感じでした。コーヒーの苦みに人生の苦楽を思う。かっこいいですね。私も名言を考えてみました。
「コーヒーはまるで人生のようだ。その苦みも暖かさも人生に味わいを増す秘薬なれば。」
長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。
今日の学び:コーヒーはまるで人生のようだ。その苦みも暖かさも人生に味わいを増す秘薬なれば。
今日の箴言:
- ヨハン・セバスチャン・バッハ:作曲家
- ナポレオン・ボナパルト:フランス軍人
今日の書籍:
今日の写真:写真素材 足成様
いつか書く: