大人になること（その２） | 自己啓発。人生について考える

こんにちは、MSLABOです。

前回「大人になること（その１）」では自分の中にいる４人の敵についてご紹介しましたが、今日はどのように彼らと上手く付き合っていったら良いのかについて、考えてみたいと思います。

前回も紹介した『おとなになる本：パット・パルマー：経書房』によると、以下のような方法があるそうです。

１．自信を取り戻す事
『自信がなくなると、誰でも、自分が人一倍、無能でつまらない人間のように思えてくる』

うんうん、これわかります。誰かから批判されたり怒られたりすると、傷ついて自信を無くし、自己嫌悪になります。私の場合は自分で決めたことが決めたとおりに出来なかった時なんかにも、すごく落ち込みます。

パルマーさんは
『私には良い所なんてぜんぜんないと思っているあなたは、たぶん自分の良い所を探す方法について慣れていないだけ』といいます。

つまならい人？。
→私は平凡かもしれないけど、だからこそ人に安心感を与えられるよ。

あいきっぽい人？
→そうだね、たしかに持続力は足りないけど、瞬発力は抜群なんだ。

欠点は長所の裏返しですね。ひすいこたろうさんは、著書の中で

『いま置かれている環境も、あなたがイヤだと思っている性格も、すべてあなたの個性（中略）欠点は欠点ではない。欠点、それはあなたに「欠かせない点」なんです。』
心にズドン！と響く運命の言葉：ひすいこたろう：三笠書房

と書かれています。上手いこと言いますね！
悲観主義という敵と上手に付き合うために、自信を取り戻すわけですね。

２．ありのままの自分を受け入れる
『誰よりもあなたを理解し、あなたの気持ちにぴったりのアドバイスができるのは、やっぱりあなた自身なんだ。（中略）ありのままの自分を受け入れて、欠点も長所もある自分を大切にしよう』

問題にぶつかったら、あわてず、リラックスして緊張をほぐす。嫌なこと、悲観的なことばかり考えずに、楽しい事に意識を集中させると良いとパルマーさんは言います。

『完璧主義者というのは、完璧にできなかったことをずっと悔やんで自分を責めるか、他人を責めるか。いずれにしろ、人間を責める人のことです。』
斎藤　一人

けっして妥協したり怠けるのではなく、「自分だもの、しょうがない」と自分を許し受け入れる事は、完璧主義という敵と上手く付き合う事かもしれません。

『私にとって最高の勝利は、ありのままで生きられるようになったこと、自分と他人の欠点を受け入れられるようになったことです。』
オードリー・ヘプバーン

『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』『マイ・フェア・レディ』など数多くの名作に出演した大女優のオードリー・ヘプバーン。彼女のような人でさえ、上記のような言葉を残しているのは意外です。

自分に優しい人は他人にも優しく、自分に厳しい人は他人も許すことが出来ないのかもしれませんね。

３．気持ちを伝える
『自分の人生を大切にするためにも、ほかの人の人生を大切にするためにも、思っていることを素直に話す事は、どうしても必要だ。（中略）理路整然とした、立派な意見でなくてもいい。落ち着いてゆっくり、だけど素直にはっきりと、自分の気持ちを話してみよう』

自分の気持ちを素直に伝えること・・・大人になるほど難しい場面が多くなるように思います。ヘタに言おうものなら、KYとか言われちゃいますしね（汗）。

上司や先輩やお客様、家庭では奥様（ｗ）。はっきり言いにくい人たちが大勢できます。でも「どうしてもイヤ」なものは「イヤです」と伝えなければ、自分自身が壊れてしまう事があります。

「いつかわかってくれる人」なんて永遠に現れない。自分の気持ちは相手にきちんと伝える。それで嫌われたっていいじゃない。本当の自分を見つけるためにも、逃避主義という敵と向き合う必要がありそうです。

『本当の会話とは体温計です。自分の心の温度を言葉で相手に伝える。相手の言葉を聞きながら、一生懸命に温度を感じようとする。互いの気持ちを思いやってこそ会話と呼べるのです。』
さだ　まさし

さださん・・・しぶいっす。

さてさて、パルマーさんのアドバイスはまだありますが、長くなるので次回に続きます。

長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。

今日の学び：欠点は欠かせない点、自分を受け入れる、気持ちを伝える
今日の箴言：

今日の書籍：

今日の写真：freepic.com様
いつか書く：

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