パッチワークで行こう!

こんにちは、MSLABOです。
自己啓発というと「目標や目的意識を持って、計画的に取り組みなさい」なんて固い言葉が思いつきます。「自己啓発」なんて偉そうなタイトルのブログを書いているくせに、私これ苦手なんです(汗)

「目標や目的意識を持ちなさい」までは良しとしましょう。

人生を旅に例えるなら、「なんとなく遠くへ行きたい」ではなくて「地球の裏側まで行くぞ!」とか「ニューヨークへ行きたい」などと目的地を具体化した方が、方向や手段が絞り込めて、実現する度合いも高まります

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(写真URL:photoAC 様:acworksさん)

まぁ「いろいろな景色を楽しみながら、ブラブラする」というフーテンの寅さんのような旅の楽しみ方もありますので、「必ずしも目的意識を持って進むだけが道ではない」とも思います(そんな旅情も素敵です)。

話を戻すと、例えばブログを書くような作業でも「ああ、今日は全然やる気がしない」なんて事が時々あります。自分の計画通りの行動ができずに、自己嫌悪に陥ります。
そう、「計画的に取り組む」ってところが、私の苦手な点なんです。

小学生の頃、計画を立てて夏休みを過ごしなさいなんて言われて、壮大な計画を立てたは良いものの、夏休みが始まって最初の3日めあたりで挫折して、夏休み終了直前に大慌てした「のび太くん」のような経験はありませんか?。・・・私はこのパターンでした(笑)。

スゲー記事を書かなければ とか、もう3日も更新していない、どうしよう・・・と焦れば焦るほど、期待したアウトプットが出てきません(汗)。それどころか、「今日はだるい。やる気がしない」とモチベーションが下がってしまいます。

そんな私にぴったりな方法を「アイデアが湧き出してとまらなくなる ミラクル・クエスチョン:山崎 拓巳:角川フォレスタ」で見つけました。

山崎さんは書かれます。
はじめから、「完成させよう」とか「最後までやるぞ」と思わない。やり遂げるだけの十分な時間を確保しなくてもいい」。

えええ、それじゃどうやって実現するの とツッコミたくなりませんか?(笑)。
山崎さん答えはこうです。「時間のパッチワーク」。・・・どうゆうことでしょうか?。

締め切りが迫っている、焦る、でもやる気がしない。ブログ(山崎さんの場合は、書籍だそうですが)を書くときに出会うこんなシーンでは、「やる気がしないから、やーめた」ではなくて「とりあえず3行だけ書いてみる」のだそうです。

え、3行?・・・そうです。3行なんです。
3行だけで良いと思えば、なんとかなる気がします。時間だってそんなに必要としません。
つまり、ぐはぁ、やらなきゃぁ・・・と憂鬱にならなくても、なんとかなる量なんです。

「3行だけ書いて、寝る」と決めて、3行だけ書いてみる。
ポイントは、3行書いた後で「ああ、なんで3行しか書けないんだ」とか「こんなんじゃ、全然ダメだ」なんて思わない事。「すげーよ、俺。本当に3行書けた。最高!」と自分を褒めるのだそうです。その上でまだやる気がでないなら、ほんとうに寝ちゃう(笑)。

山崎さんも書かれていますが、不思議なもので「作品を仕上げなきゃ」と思うと「やる気が無くなる」時でも、「3行だけで良いから、書こう」と思って書くと、「うーん、もう少しだけ書いてみようか?」と、結局15、6行書けたりするものなんですよね。

仮にそこで書くのを中断したとしても、次(起きた時w)すこし気持ちがラクになっています。
真っ白なキャンパス(いや、ブログ画面か)に恐怖する事がありません。だって、少なくとも3行は書いてありますから(笑)。

カンバス

(画像URL:illustAC 様:hakuさん)

これ、日々の仕事や宿題など、乗る気がしないけどやらなきゃいけない事に取り組む場合にも使えそうな気がしませんか?。
とりあえず少しだけやってみる。やった結果を眺めて、自分を褒めてあげる。

少し良い気分になってきたら、もう少しだけやってみる。乗る気がしないなら、一旦手放して、またあとで少しだけ続きをやる。時間に余裕があるときじゃないと使いにくい手段ですが、何もしなくてダラダラしていても締め切りは待ってくれません(w)。

『有能な者は行動するが、無能な者は講釈ばかりする。』
バーナード・ショー ジョージ・バーナード・ショー:劇作家

ショーの言葉は核心を突いている気がします。
「やらない理由、できない説明」を重ねるのではなく、「どうしたら、できるかを考える。できる事からやってみる」。うう・・・正にその通りですね。

こんな言葉もあります。

『今自分にできること。頑張ればできそうなこと。そういうことを積み重ねていかないと、遠くの大きな目標は近づいてこない。』
鈴木 一郎 鈴木 一郎(イチロー):プロ野球選手

やる気がでない時でも、少しだけやってみる。
小さな時間の積み重ねはパッチワークで縫い合わせた布のように、小さな切れ端が、やがて大きな布へと育っていく

私もモチベーションが維持できない時はパッチワークを思い出し、出来る範囲でいいからやってみる事を心がけたいと思いました。

名古屋:伏見のオフィスより感謝を込めて。

長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。


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今日の学び:細切れでもいい。つなぎあわせて大きくしよう!
今日の箴言:
ジョージ・バーナード・ショー:劇作家
鈴木 一郎(イチロー):プロ野球選手
今日の書籍:アイデアが湧き出してとまらなくなる ミラクル・クエスチョン:山崎 拓巳:角川フォレスタ
今日の写真:photoAc 様:みのやん

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