こんにちは、MSLABOです。
前々回「大人になること(その1)」と前回「大人になること(その2)」の続きです。
自身の中の敵と上手に付き合う方法を、さらに紹介します。
4,愛すること
『愛はあなたにやすらぎや喜び、勇気や自信をくれる。だけど、だからこそ、愛を手に入れようとして無理をしたり、自分の気持ちをごまかしたりして、結局は 人生の選択を間違ってしまう事もある(中略)自分を愛せないあなたは、愛を信じる事ができない(中略)あなたが自分自身を好きにならない限り、あなたの不安が消えることはない』
自分を愛せないあなたは、愛を信じる事ができない・・・鋭い指摘です。
自分を愛せない人は愛を信じる事ができず、愛に溺れたり振り回されて、結局は他人も自分自身も傷つける・・・人から与えられる事に期待し過ぎちゃだめなんで すね。「愛してもらう」じゃなくて「愛する」なんですから。
偉大な芸術家の岡本 太郎さんは、次のように言ってみえます。
孤独感にたじろいじゃって、逃避してしまっている、ごまかしてしまっているところに虚しさがある。
岡本 太郎:芸術家
自分を愛せず、不安や孤独感に負けて、自分を偽って大きく見せて、相手に愛してもらうことに依存する。はぁ、そのまんま自分ですね。人を愛する前に、まずは自分を愛する事から始めないといけませんね。
5.決断する
『何が正しい決断なのかは、誰にも解らない。どんな決断をするときも、自分で選び、自分で決断しよう(中略)自分がどんな事をおもしろがって、どんなことをつまらないと感じているか、きちんと観察しよう。自分の中にこそ、答えはあるのだ。』
「答えは自分の中にある」・・・なんだかドラマの名言のようですが、たしかにそうかもしれません。
自分からは逃げることも隠れることもできません。人に決めても らった事は、うまくいけば自分の力でもないのに慢心するきっかけとなるし、失敗すれば人のセイにして逃避する事になります。
上手くいかない時、「あいつが余計なアドバイスさえしなけりゃ」・・・って、人のせいにしている限り、答えは見つかりませんよね。
人は何事かをなせば必ず悔恨はつきまとう。そうかといって何事もなさざれば、これまた悔恨となる。
亀井 勝一郎:文芸評論家
決めても決めなくても後悔するなら、自分で決めて後悔した方が気持ちが楽なのではないでしょうか?。そんな名言です。
6.自由に生きる
『あなたは自分らしく、楽しく生きるために生きているんだ。人の自由を奪うのでなければ、あなたはどんな人生を選んでもかまわない。』
何のために生きているのか・・・これは人生の命題ですね。
成功のため?・・・・・じゃあ成功って何?。
幸せになるため?・・・じゃぁ幸せって何?
楽しむため・・・・・・じゃぁ君の楽しいって何?
大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ
スナフキン(ムーミン):トーベ・ヤンソン
自分のヤリタイことがハッキリしている人は幸せかもしれません。それでは自分のヤリタイことがわからないよーって場合はどうしたらいいのでしょうか?
このあたりは、またの機会に記事にしたいと思います。
まとめると
1.自分の現在位置を明確にする
2.自分の中の敵と上手に付き合う
- 理想主義者 vs ありのままの自分を受け入れる
- 批判家 vs 自分自身を好きになる
- 悲観主義者 vs 自信を取り戻す。欠点は長所の裏返し
- 逃避主義者 vs 気持ちを伝える、決断する
3.自由に生きる
夢を叶える方法については、パルマーさんがそのものずばりの題名の本「夢をかなえる本:パット・パルマー:経書房」を書かれています。こちらもいつか紹介したいと思います。
長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。
今日の学び:自分の好きを発見し、勇気を持って決断し、自由を手に入れろ!
今日の箴言:
- 岡本 太郎
- 亀井 勝一郎
- トーベ・ヤンソン
今日の書籍:おとなになる本:パット・パルマー(経書房)
今日の写真:freepic.com様
いつか書く:
- 夢をかなえる本:パット・パルマー(経書房)について
- ヤリタイ事を見つけるには