キーが離された事を判定するには

◆PROCESSING 逆引きリファレンス

 カテゴリー:キーボード・マウス処理

キーが離された事を判定するには

システム定数 keyPressed  を調べる
キーボードが押されている間 trueになるシステム変数です。キーが離されていると false になります。これを draw()関数の中で適度な間隔で検査すれば、キーが離されているかどうかを判別可能です。

keyReleased()関数でキーを離したイベントを捕まえる
離された瞬間をタイムリーにつかまえたいなら、keyReleased()関数でキーが離されたタイミングで処理を行うのが良いでしょう。keyReleased() 関数は押されていたキーが離される度に呼び出されます。

【構文】

システム変数:
boolean  keyPressed ;

イベント関数:
void  keyReleased(){  …  }

【パラメータ】
なし

【戻り値】
void

【注意】
システム変数のkeyPressedは、キーが離されるとfalseとなりますが、draw()関数のループ間隔が長い(秒単位など)と、離された瞬間を検知する精度が落ちます。

【関連記事】
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キーが押された事を判定するには
第3章:改定版-タイトル画面を作成しよう(その7)


●キーが離されたら処理する例1:

上記サンプルを実行すると、キーが離されている時だけ、画面中央に青い丸が描かれます(キーが押されると、青丸が消えます)。

上記サンプルでは、描画処理関数(draw)の中で、keyPressedシステム変数をチェックし、キーが離されているかどうかを判定しています。

<出力サンプル>
keypressサンプル2

 

●キーが離されたら処理する例2:

上記を実行すると、キーが離されたタイミングでランダムな色を生成し、背景色を変更します。

<出力サンプル>
keyReleasedサンプル

 


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