なんちゃって大作戦

こんにちは、MSLABOです。

自己啓発書を読んでいると、よく「身なりを整え、お金持ちや成功者になったように振る舞いなさい」と書かれています。正直、「見掛け倒しなんて意味ないんじゃ?」と思っていましたが、あながちバカに出来ないようです。

見掛け倒し?お金持ちになりたい、成功したい(XXXになりたい)とは誰もが考える事です。でもそう簡単に達成できるものではありませんよね。そんな時は、気持ちだけでも「お金持ちになった自分、成功した自分」になるのが効果的だと言われています。

そんなバカな!」とか、「上辺だけ取り繕っても、中身(現実)が伴っていなければ、しょうがないでしょ?」と、私も批判的な目で読んでいました。

でも、この「なんちゃって大作戦」が、科学的にも効果があると証明されていたとしたら、どうでしょうか?。

あ、最初に断っておきますが、この記事は「衝動買いをしなさい」とか「過剰に衣服やアクセサリーを身につけなさい」とか、「この壺を買ったら幸せになります・・・」といった意図ではありませんので、念のため(笑)。

割れ窓理論脳はどこまでコントロールできるか?:中野 信子:ベスト新書」で中野さんは「身なりを整えておく効果」について、科学者らしい視点で解説をしてくれています。

例えば、同じメーカの同じ車種の車が2台あるとします。片方は「ピカピカに磨かれていて、まるで展示場にあるような綺麗な車」です。もう片方は「ひどく汚れていて、傷や凹みがある車」です。

この2台の車の前で「どちらか片方を、この棒で思いっきり殴ってください」と言われたら、あなたはどちらを殴るでしょうか?。あまのじゃくな人なら、きれいな方を殴るかもしれませんが(笑)、多くの人は汚れている方を殴るのでは無いでしょうか?。

car(画像URL:illustAC様 :アート宇都宮さん)

これはブロークンウィンドウ(割れ窓)理論と呼ばれているもので、人は周囲の環境に同調しやすいという理論です。ピカピカの床にはゴミを捨てにくいですが、汚れて散らかっている場所では、あまり気がとがめないという例も同様になります。

「身なり」の話で言えば、「身なりがキチっとしていて、紳士・淑女に見える人」には、思わず敬語をつかったり、丁寧な対応をしたくなりますよね?。

「う、こいつ、妙に威厳があるなぁ。どこかの重役か社長なのか?」とか、「うはぁ、キレーな人だなぁ」なんて思い、「相手に気に入られたい」という下心が出てしまうのは、オジサマだけではない筈です(w)。

身なりだけではありません。
自分を大切にし、いつも明るく振舞っている人と、自分を卑下し、いつも暗く下を向いている人がいたとしたら、後者の人はノーサンキューな感じがしないでしょうか?。

ドラマや映画のように、「いつも明るく振舞っている人」が本当は最低なヤツだったとか、「暗くてジメッとした人」が実は隠れてボランティア活動をしている良い人である可能性もあるとは思います。しかし、上の例からもわかる通り、残念ながら私達はそうは考えないようです。

中野さんは書かれます。「人間は自分を大事にしている人を粗末に扱うのには、抵抗を感じます。しかし自分で自分を粗末に扱っている人には、こちらも同じように粗末に扱ってもいいような気になってしまうのです」。

では、この割れ窓理論が「お金持ちや成功」とどのように関係するのでしょうか?。

理論と実践成功するためには自分一人で頑張るよりも、同じ夢や目標に向かって沢山の仲間や人の協力があったほうが、だんぜん達成しやすいです。

言い換えるなら、成功する為には「周囲の人との良好な関係」を築く事が不可欠だという事です。周りの人に怪しまれるよりも、「こいつになら、協力してあげても良いかも!?」と思ってもらう事が大切です。

いつも明るく振る舞い、身なりや態度がしっかりとしている。
自信ややる気に満ちている感じがすると、割れ窓理論によって周囲の人に好印象を与え、協力してもらえる確率が上がるというわけなんです

でも、既にお金持ちや成功している人ならともかく、普通のサラリーマンやOL、学生をしている私達は、自信ややる気に満ちた感じを出せと言われても、なかなかできません

いつも明るく振る舞いなさいと言われても、ついつい嫌な事が頭をよぎって、しかめっ面になってしまいます(汗)。

そこで登場するのが「なんちゃって大作戦」です(笑)。
中野さん曰く、手っ取り早いのは鏡を見ながら自分を褒めてあげる事なのだとか。自分自身が「既にお金持ちや理想の成功者」になったつもりで褒めます

この時自分の良い所だけではなくて、嫌なところも敢えて魅力的だと誉めるのがポイントなのだそうです。ここはぜひ、妄想力をフル回転させてくださいw。
成功者やお金持ちになりきる事が難しいシャイなあなたには、いつもよりワンランク上の服装やアクセサリーが役に立ちます。

妄想の効果中野さんは社会心理学者のエイミー・カディの実験を紹介しながら、なりきる効果について説明をしてくれています。

例えば面接や試験などの緊張する場面に臨む前に、トイレの個室などで「自信がある態度」を取る(例えば、腰に手を当てたポーズをとったり、胸を張る)と、脳内でリスクをとる行動に影響するテストステロンというホルモンが増加し、本当に自信が湧いてくるのだそうです。

また、若い人に対して老人についての固定観念(耳が遠い、目が悪い、機敏性がない)を聞かせ、「あなたも、徐々に年老いている」などと吹きこむと、自分自身の現状とは明らかに異なる筈なのに、歩く速度や反応速度が遅くなる傾向が認められたのだそうです。

自信があるから、自信たっぷりな態度を取るのではなく、自信たっぷりの態度でいるから自信がつくというのは、あながち嘘ではないという事になります!


『抜いてやる、追いつけるに決まってると思い込むことは、たとえ思い違いでも大切だ』

田原 成貴 田原 成貴:競馬選手

競馬の世界で活躍した田原さんも、「思い込み」の大切さを上記のように語って見えます。

『何が何でもやろうと思い続けることができれば、必ずできるものだ。「自分はやるんだ」と思い込んで、やるべきことをやれば、ほとんどのことは成就するのである』
堀場 雅夫 堀場 雅夫:堀場製作所創業者

京都に本社を置く計測機器大手の堀場製作所を立ち上げた雅夫さんの言葉には、力強いものを感じます。

私も「理想の成功者」になったつもりで、鏡の前で自分を褒めてみたいと思います
あ、褒めているところは覗かないでくださいね。ちょー恥ずかしい姿に違いないですから(笑)。

名古屋:伏見のオフィスより感謝を込めて。

長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。


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今日の学び:理想の自分になりきろう!
今日の箴言:
田原 成貴:競馬選手
堀場 雅夫:堀場製作所創業者
今日の書籍:脳はどこまでコントロールできるか?:中野 信子:ベスト新書
今日の写真:illustAC様 :acworksさん
記事見出し作成:はがないジェネレータ 様

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