マッチョな心を作れ!

こんにちは、MSLABOです。

健康な体を保つには、バランスのとれた食事(栄養)、適度な運動、そして十分な休息が必要な事は、誰もが認めることだと思います。

体は自分のものですから、腹や頭が痛ければ直ぐに気が付きます。また医学が発達したお陰で、自分では気がつかないような異常でも、健康診断などをキッカケに察知して、ひどくなる前に手を打つ事ができるようになりました。

それでは、心の健康についてはどうでしょうか?。
体とは異なり、心は目に見えません。目に見えないからといって、心なんて存在しないと否定できる人は少ないと思います。

心は目に見えないし、自分自身でも良くわからない所があるので、体のように「異常」に気がつくことが難しいですよね。そんな目に見えない心の健康を保つには、どうしたら良いでしょうか?。

たくさんの偉人の本を読んで、心の健康を保つには、体と同じように、バランスのとれた食事(栄養)、適度な運動、そして十分な休息が必要だと考えるようになりました。

もちろん、リアルで栄養豊富な食事や適度な運動、休息を取ることで、体や脳の健康を保ち、結果として心も健康になる事は承知していますが、ここでは違った側面から心の健康を保つ栄養、運動、休息について考えてみたいと思います。

バランスのとれた食事(栄養)
私が考える「心の食事」は、「良い言葉」です。
古今東西の偉人や歴史に名を残した人物などが語った名言、古来から語り継がれている物語や智慧を収めた書物、箴言、時には近所の「おばあちゃん」の話w。

良い言葉に出会うと、ほんの少しですが自分の心が明るくなる気がします。
1分間で一生が変わる賢人の言葉:石井 貴士:学研パブリッシング」の中で石井 貴士さんも
「「いい言葉」が、いい人生を作ります。(中略)その1つ1つがあなたの心に深く刻まれたとき、あなたは、もうひとふんばりできる自分になっているはずです
と書かれています。

まさに良い言葉は人生を作るわけですね。
良い言葉は栄養豊富な食べ物と一緒で、取り込むことができれば、心を形作る基礎になります

『「名言」には、私たちが心の中の深いところではすでに知っている「本当のこと」を「ことば」にして、浮き上がらせてくれるという効能があるのです。』
小田 晋 小田 晋:精神科医、犯罪精神医学の権威

ただ「ある人の本、ある分野の本ばかりを読む」というのは、なんだか「偏った食事」と同じで、ちょっと健康に悪そうです。できれば「いろいろな時代、年齢、国籍、職業の人の本」を幅広く読んでみるのが、いろいろな考え方を身につけることができて良いのではないかと思っています。

運動
心の運動とは何でしょうか?。
リラックマのように、のんびーり、だらーりとしている状態を「運動している」とは言いませんよね?(笑)。

心の運動とは、食べ物(本や名言)で得た知識や言葉を、現実の生活の中で実践してみる事ではないかと思います。食べ物を消化して、栄養を取り込むわけです。
でも(当然ですが)うまくいくことは少ないですよね。「あーもう、頭では理解できているのに、なぜ出来ない!?」と自分自身が情けなくなりますが、実はこれが大切なのではないかと思います。

体の運動は、端的に言えば筋肉に負荷をかける事です。そこには多少の苦痛が伴います。

マラソンがブームですが、走ることが楽しいという人でも、走っている真っ最中に「ああ気持ちがいい!、感じる~」という変態さん(?)は少ない筈です(笑)。走っている真っ最中は、苦しい筈です。ましてや坂道を登る時などは、ハァハァと息がきれます。

偉人の本や言葉から学んだ事を実践してみても、なかなかうまく行きません。上手くいかないことにイライラする。自分自身が情けなくなる。・・・体の運動と同じで、実践には「心の苦痛」を伴うわけです。まさにマラソンで走っている最中と同じですよね。

そこで「もう、やめ!」と運動するのをやめてしまうのではなく、継続してみる。失敗を乗り越えて行動し続ける事で「心の筋肉」がつく。
先の本で石井さんは「あなたが成長できるのは、つらい状況を乗り越えた時です」とも書かれています。

『順境なら「よし」。逆境なら「なおよし」──。自分の環境、境遇を前向きにとらえ、いかなるときでも、努力を重ね、懸命に働き続けることが大切なのです。』
稲盛 和夫 稲盛 和夫:実業家、KDDI創業者

経営の神様の言葉に頭が下がります・・・。
私も逆境で心の筋肉をつけ、知識を智慧に変えたいと思います。

休息
運動とは逆で、休息は心をリラックスさせる事ですね。これは、わかり易いです。
運動ばかり続けていても健康にはなりません。心も同じで、「自己啓発だ、努力だ、根性だ」と気合を入れ続けていると、どうしても疲れてしまいます。

そんな時、私が一番効果的だと思うのは「笑う」事。漫才や落語を聞いて、細かいことは忘れて思いっきり笑うと、心が軽くなります。

また「人に笑わせてもらう」だけじゃなくて、「人を笑顔にする=自分から笑顔で話しかける」のも効果的です。

笑顔で話しかけても、そっけない態度で応対されて、かえってストレス(いやいや運動)になる事もありますが(笑)、笑顔が返ってくると、それはもう嬉しいです。「はぁ~、よかった~」と気分が良くなります。

また、偉人の本や言葉の中には「頑張りなさい」というものだけではなくて、「あるがままの君でいいんだよ」という本や言葉も沢山あります。こういう本や言葉に触れると、「できない自分を認めてあげよう」と、少しだけ自分自身が許せます。

『休息する時間がなければ継続できない。』
オウィディウス プブリウス・オウィディウス・ナソ:古代ローマの詩人、哲学者

そして大切なのは、この食事、運動、休息のバランスではないでしょうか?。

『生きることは、バランスを求めることであり、美しくなろうとすることだ。人間だけでなく、花でも動物でも。』
平山 郁夫 平山 郁夫:日本画家

絶妙なバランスがとれた美しい比率を「黄金比」などと言いますが、食事、運動、休息にも黄金比があるのかもしれませんね。

ちなみに、黄金比を人間の顔のバランス(均整のとれた顔のモデル)に当てはめた例が まとめサイト様に紹介されています。

クレオパトラ 白人女性の例
クレオパトラ mba_ex1

(参考URL:NAVER 「もう調べた?自分の顔の黄金比を簡単チェック!」様)

3つのバランスを上手にとって、こころの健康を維持し、マッチョな精神にしたいと思いました

名古屋:伏見のオフィスより感謝を込めて。

長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。


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今日の学び:マッチョな精神を作れ!
今日の箴言:
小田 晋:精神科医、犯罪精神医学の権威
稲盛 和夫:実業家、KDDI創業者
プブリウス・オウィディウス・ナソ:古代ローマの詩人、哲学者
平山 郁夫:日本画家
今日の書籍:1分間で一生が変わる賢人の言葉:石井 貴士:学研パブリッシング
今日の写真:illustAC様 :ヤスフミさん

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