あけましておめでとうございます。MSLABOです。
読者の皆様、そして私を支えてくれる沢山の皆様、本年もどうぞよろしくお願い致します。
お正月で気なることの1つに「初夢」があります。一富士、二鷹、三茄子なんて言いますよね?。ところで初夢っていつ見るものが「初夢」なのか・・・悩みませんか?(笑)
Wiki「初夢」記事様によれば、すでに江戸時代には
●31日の夜から1日にかけて
●1日の夜から2日にかけて
●2日の夜から3日にかけて
の3つの説があった事が紹介されています。
ちなみに現在では、「1日の夜から2日にかけて」見るものが初夢とする説が有力なようです。
私達は多くの場合、起きた時に夢を覚えていません。
また覚えている場合も、すぐに忘れてしまうか、1つしか夢を思い出せない事が多いです。
ですので夢は一夜に1回だけ見るものと考えやすいのですが、実は複数回見ている可能性があります。
睡眠には、「身体が眠っているのに、脳が活動している状態=レム睡眠」と、その逆のノンレム睡眠がある事が知られています。
そして、私達は1回の睡眠でレム睡眠とノンレム睡眠を複数回(4、5回)繰り返します。
一般的に、夢はレム睡眠中に見ると言われているので(異説もあるようです)、私達は1晩で4、5回夢を見ている事になります。
ところが起きる直前に見ていた夢しか思い出せない為、夢は1回しか見ないと考えてしまうのです。
という事は・・・、初夢も一晩に4、5回は見ている事になりますね。
たまたま覚えていた夢が富士や鷹じゃなくても、覚えていない夢に見ていればOKという事で(笑)。しかもチャンスは5回もありますw。
古来から夢とは何なのかについて、様々な解釈が行われてきました。
科学的には、「睡眠中に自己活性化した脳の活動=脳内の錯覚(幻覚)」と考えられているようですが、「肉体から抜けだした魂が経験した事」だとか「神などからのお告げ」と考える人もいるようです。
夢からビジネスや発明のアイデアを得たという人の話も、いくつか聞いたことがあります。
例えば縫い物で使うミシンの開発で有名なエリアス・ハウ。彼は布地に上手に糸を通すミシンの針について、思い悩んでいたそうです。
ある時、夢の中で野蛮な部族に捕まりミシンを作れと言われるハウ(すごい夢ですw)。
ミシンが上手く作れずに、夢の中で処刑されようとした時、部族の男たちが持っていた槍の先端に「穴」が開いている事に気が付きます。
そこで目が覚めたハウは、それまで手縫いの針と一緒で、ミシンの針も、針の後ろに糸がついているべきだとの考えを改め、針の先端に穴を開けて糸を通す事にしました。
この画期的なアイデアで、彼はそれまでにないミシンを作り出し、特許を取得します。
またビートルズの代表曲「Yestaday」を作曲したポール・マッカートニーも、この曲を自信の夢の中で聞いて、素敵なメロディだと思い作曲した事を告白しています。
(参考URL:夢夢あなどるなかれ 様、ビートルズファンのブログ 様)
夢について、偉人たちの言葉を紹介したいと思います。
『夢の答えを大切にしなさい。夢はしばしば最も深い悩みに回答を与えてくれるからです。』
ジョセフ・マーフィー:牧師、教育家
エリアス・ハウの物語は、まさにマーフィー牧師の言うとおりでしたね。
『浦島太郎は、竜宮城に行って、月日もたつのも夢のうちと思っていて、玉手箱を開けたら、年をとっていたわけですね。毎日会社に通勤して、忙しい忙しいと、何十年もして気がついみたら来年定年だと。非常に恐ろしいことです。私はそれを避けたい。』
野口 悠紀雄:経済学者
ドキッとさせられる言葉です。
忙しい忙しいと仕事に追われ、気がついたら自分の夢を追うヒマもなく年をとっている。
仕事ばかりで家庭を顧みなかったばっかりに、定年退職する頃には、妻や子供に愛想をつかされている・・・・・。
ぐは!。これじゃぁ私の人生は、そのまんま浦島 太郎じゃないですか!。
夢は夜見るものじゃない!。
スピルバーグ監督の言葉に勇気づけられます。
仕事だけではなくて、家庭や自分の夢も大切にし、「夢は夢のママだった」と後悔しない人生にしたいと思いました。
長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。
- ジョセフ・マーフィー:牧師、教育家
- 野口 悠紀雄:経済学者
- スティーヴン・スピルバーグ:映画監督
今日の書籍:
今日の写真:いらすとや様