生老病死:病を考える

こんにちは、MSLABOです。

万病に効く薬」とか「風邪は万病の元」などと言いますが、世の中に病気の数は、いったい幾つくらいあるのでしょうか?。え、そんな事気にしたこともないって?。そうですよね。私もそうでした。


美味しい知識の収集屋」さんのブログによれば、WHO(世界保健機構)の国際疾病分類に従うと、世の中に病気の数は10000種類以上あるのだそうです。万病と言われる通りの数があるんですね。しかも近年はエイズやO-157など新しい病気がどんどん増えているのだとか。

WHO(世界保健機構)によれば、健康の定義とは
身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、たんに病気あるいは虚弱でない事ではない」とあり、一般に思われる身体的な病気にかかっていないだけでなく、精神的にも社会的にも健康でなければいけないとされています。意外ですよね。

私達は病気になれば医者に行き薬を処方されますが、よく言われるように病気を治すは少ないと言われています!。なんという事でしょうか。薬局で売られている薬も、医者が処方する薬も、多くの場合は「対処療法的な薬」なのです。

対処療法とは、「腹が痛いので痛みを止める、熱があるので熱を下げる、血圧が高いので低くする」といった薬の事で、原因ではなく現象を改善する薬の事です。
もちろんこれらの薬による処置が無駄であるとは限りません。高熱にうなされる人、痛みで夜も眠ることができない人にとっては、適切な薬は命を救う事があります。
しかし薬が痛みの原因を取り去るわけでも、熱が高い原因を無くすわけでもない事も忘れてはいけません。

私もかつて鬱病を患いました。鬱病になると抗うつ薬を処方されます。ところがWikiなどを調べていただければわかりますが、多くの抗鬱薬は明確に効果があることが保証されていません。というのも鬱病の原因が現在も明確にわかっていないためです。
ニセ薬との比較試験においても、ほんの僅かに優位性が認められる程度(偽薬は抗うつ薬の82%の効果がある)で、本物の薬はかえって重度の副作用を及ぼす危険さえあります。
(注:薬の服用をやめるべきだという話ではありません。私も薬の補助を借りて回復しました。病気の人は医者の指示に従うべきですが、医者や薬を鵜呑みにし、薬さえ飲んでいれば治るとは思わないようにしましょう。)

以下ちょっとショッキングですがWikiから抜粋転載します。
2010年、ペンシルベニア大学、バンダービルト大学、コロラド大学、ニューメキシコ大学の別々の心理学者により行われた「パキシル」「イミプラミン」を対象とした研究では、軽症から中等度のうつ病に対して、偽薬との比較でほとんど改善度に差がないことが分かった」。

こうして見てみると、医者や薬は病気の症状を抑える手助けはしてくれますが、彼らが病気を直してくれるとは考えないほうが良さそうです。最終的には「病は自ら治す」わけです。医者や薬は病気が治るのを手助けしてくれる、上り坂を登る際に後ろから支えてくれるのであって、登るのは本人です。
脳に免疫力をつければ病気にならない:苫小地 英人:徳間書店」で苫小地さんは次のように書かれています。「本人が幸せになればうつ病は治ります。本人が「自分は幸せだ」と思えば(中略)うつ病はよくなるのです。(中略)SSRI等の処方は解熱剤と同じく、対処療法に過ぎません」。


『幸福のことを考えれば幸福になる。みじめなことを考えればみじめになる。恐ろしいことを考えれば恐ろしくなる。病気のことを考えれば病気になってしまう。失敗のことを考えれば失敗する。』

ジョセフ・マーフィー:牧師、自己啓発家

マーフィー牧師も同じようなことを言って見えます。精神を健康的に保つ事、幸福を噛み締め味わうことで人は病気を避け、万が一病気になっても回復を早めることができるかもしれません。
またマザー・テレサは病よりも恐ろしい物があると説きます。


『人間にとってもっとも悲しむべきことは、病気でも貧乏でもない。自分はこの世に不要な人間なのだと思い込むことだ。』

マザー・テレサ:修道女

テレサさんの言葉は世の真実を付いているように思えます。


『病院で死ぬか、在宅で死ぬかじゃありません。誰に看取られて死ぬかなんです。』

永 六輔:放送作家

私達が病院で死ぬのを寂しく感じるのは、病院だからではなく、「死ぬときに、親しい人に側にいてもらえない」と思うからなのだという指摘には、その通りだと思います。
「誰も看病してくれない、親しいと思っていた人が見舞いにも来てくれない、自分はこの世に不要な存在なんだ」と人生の終わりに感じる事ほど寂しい物はないでしょう。

人生の終わりを笑って終えられるのか、泣きながら終えるのか・・・老病死はどのように「生」きるのかにかかっているのですね
笑って死ぬために精一杯生きる、そう思わずにはいられませんでした

長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。


今日の学び:笑って死ぬために精一杯生きる
今日の箴言:

  • ジョセフ・マーフィー:牧師
  • マザー・テレサ:修道女
  • 永 六輔:放送作家

今日の書籍:脳に免疫力をつければ病気にならない:苫小地 英人:徳間書店
今日の写真:lllust AC様:Ayumi* さん
いつか書く:

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