大富豪をめざせ!

こんにちは、MSLABOです。

大富豪・・・私はトランプのゲームでしか知りません(あ、あれは大貧民とも言いますね^^;)。誰しも憧れる大富豪。だけどその夢を叶えることが出来る人はほんの僅かだといいます。


古代バビロニア王国は現在のイラクがある地方に紀元前1600年頃から栄えた王国です。楔形(くさびがた)文字やハムラビ法典が有名ですね。

また伝説では世界の7不思議と言われる空中庭園やバベルの塔があった都市とも言われています。バビロニアのマルドゥク神殿に築かれたエ・テメン・アン・キのジッグラト(聖塔)の遺跡がバベルの塔だと唱える学者もいるそうです。

baberu

そのバビロニア(バビロンとも言います)を題名にした「バビロンの大富豪:ジョージ・S・クレイソン:大島 豊(訳):グスコー出版」には、古代バビロニア王国を舞台にして、様々な話を元に富を築く方法が紹介されています。

作者は言います。「現代における「富の支配法則」とは、バビロンの市街に裕福な人がひしめいていた数千年前の法則と、少しも変わるものではない」と。

この本で繰り返し紹介されているのは、だいたい以下のような事です。

  1. 収入を得るために、真面目に働く事
  2. 働いて得た収入の10分の1以上は、将来のために蓄える事
  3. 毎日の生活に使うのは収入の10分の7以下にする事
  4. 蓄えた富は、元本が保証され確実に利益を生む物に投資する事
  5. 明確な目標に向かって、常に自己鍛錬する事

紹介されたいくつかの話の中でも、最後に書かれている「第九話:幸福、それは「労働の喜び」を知る事」が最も印象的な話でした。

この話では、バニロニアの大商人シャウルが、若い頃に彼の兄の借金から奴隷に身をやつし、そこから再び自由を勝ち取るまでの話が紹介されています。

彼といっしょに奴隷として売られた4人のうち、2人は懸命に働く道を選び、2人は少しでも楽に要領よく立ち回る道を選びます。楽に立ち回る道を選んだ2人は奈落の底へと落ちていき、懸命に働いた2人は大いなる自由を得るのです。

シャウルは言います。「働く事をとても嫌がる人間もいる。そういう人間は、仕事を敵に回してしまうのだ。それよりは仕事を友達として扱って、自分から好きになった方がよい」と。

またこうも言います。「おまえがやった事を主人が認めてくれなくても、決して気にしちゃいけない。忘れるなよ。懸命に仕事をやれば、いつかそれだけの見返りは必ずあるんだ」。

「大富豪」と名前のついた本ですが、先に挙げた5つの法則を含め、非常にまじめでストイックな哲学を説いています。決して「濡れ手で粟」のような手法は勧めず、むしろそんな方法は必ず不幸を招くと警告します

またあるWEBサイトに「お金持ちの特徴」が書かれていました。

1)お金持ちは親切
お金持ちは人からの信頼が何よりも価値がある事を知っているので、自ら動いて親切にするとの事。ハーバード大学の研究グループによる長年の追跡調査で、「成功している人は良い人間関係を持っている」ということがわかったそうです。倹約家のお金持ちも、周囲の人間のためには積極的にお金を使うそうです。

2)お金持ちは無駄遣いしない
100円のものが150円で売っていたら、まず買わないそうです。自分にとって価値の無いものにもお金を使わない。「お金を稼ぎ、さらにそのお金を無駄に使わない人」がお金持ちになれるといいます。「億万長者の半分は235ドル(約20,000円)以上の腕時計を買ったことが無い」という話もあります。

3)お金持ちはお金を使う(自己投資する)
前述と矛盾していそうですが、そうではありません。お金持ちは投資や、誰かを支援する事に積極的にお金を使うそうです。価値がある物には惜しみなく使うとういう事ですね。また読書や講演を聴く、人から教えを請う事にお金や時間を使うそうです。


『知識に投資することは、常に最大の利益をもたらす』

ベンジャミン・フランクリン:政治家

という言葉もあります。

4)お金持ちは語るより聴く
自分のことをしゃべるのではなく聴くそうです。100人の億万長者を取材したハン・サンボクによれば、ほとんどのお金持ちは自分で喋らず人の話を熱心に聞くタイプなのだとか。

世界の大富豪を輩出しているユダヤの教えに「幸福感は「喋る」よりも「聞く」ことによってもたらされる。人間に耳が二つあるのに口が一つしかないのは、よく聞くことが幸せをもたらすことだと言われているのからだ」とあります。

5)お金持ちは挑戦する
小さな失敗を恐れない。チャレンジして経験を得ることのメリットを知っているからだそうです。小さく賭けて失敗したら素早く学習し、再度チャレンジする。


『挑戦した不成功者には、再挑戦者としての新しい輝きが約束されるだろうが、挑戦を避けたままでオリてしまったやつには、新しい人生などはない。』

岡本 太郎:芸術家

6)短期的にはネガティブ、長期的にはポジティブ
避けられるリスクは出来るだけ回避しようとする。だけど将来については驚くほど楽観的でポジティブであるといいます。また目の前のことを「まぁいいか」と楽観的に片付けない。目の前のことはとにかく一生懸命にやるのだそうです。


『人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ。』

チャールズ・チャップリン:映画俳優、映画監督

という名言もあります。

こうして見てみると、日頃どこかで聴いた頃があるような事ばかりではなかったでしょうか?。貯蓄する、投資する、浪費しない、親切にする、勉強する、人の話を聴く、チャレンジする、一生懸命に取り組む・・・・

当たり前で簡単なことばかりなのですが、「その簡単な事さえできていないから成功しない」のかもしれません。反省・・・。私も目の前の仕事を一生懸命こなし、当たり前のことが出来るように頑張りたいと思います。

長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。


今日の学び:当たり前な事、コツコツした努力が成功への近道!
今日の箴言:

  • ベンジャミン・フランクリン:政治家
  • 岡本 太郎:芸術家
  • チャールズ・チャップリン:映画俳優、映画監督

今日の書籍:バビロンの大富豪:ジョージ・S・クレイソン:大島 豊(訳)(グスコー出版)
今日の写真:freepic.com様、Wikiペディア
いつか書く:

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