ありがとうは魔法の言葉(その1)

こんにちは、MSLABOです。

「ありがとう」・・・素敵な言葉ですよね。世界中にある「ありがとう」の言葉について考えてみました。


感謝の気持ちを述べるのに「ありがとう」という日本人は素敵だと思います。ありがとうという気持ちはあっても、人前ではなかなか恥ずかしくて言えない言葉ですよね。WEBから拾い集めた情報によれば、ありがとうの語源は「有難し」なのだとか

有難しとは「有る事が難しいような事があった=非常に珍しい幸福なことが起きた=だからこれは神仏のお陰だ」という訳で、古来神仏に感謝する言葉でもあったそうです。「普段無いようなことが有った事を嬉しく思います」という意味です。

ポルトガル語の「オブリガード (obrigado)」が語源という説もあるようですが、「ありがとう」という言葉はポルトガル語が日本に伝わった16世紀以前からあったそうで、この話は都市伝説だという事です。

こんな都市伝説がささやかれるのも、ポルトガル語から日本語に取り入れられた外来語が沢山あるせいかもしれません。みなさんは幾つご存知ですか?。

パン、タバコ、カッパ(合羽)、ジュバン(襦袢)、カステーラ、シャボン、ビードロ(ガラス、ビー玉)、キリスト、金平糖(砂糖菓子の一種)、バテレン(神父)、クルス(十字架)、カルタ(トランプ)、テンプラ、メリヤス・・・凄くいっぱいありますね。

話は少しそれますが、日本人は外来語を取り込む事に長けているようで、日本語の中には沢山の外来語があります。

アルバイトはドイツ語(Arbeit=労働)が語源です。お寿司のネタに使われるイクラはロシア語(икра:スジコの中の卵)から。ゴムはオランダ語の gom、ジャンルはフランス語の genre。もちろん英語からも沢山の外来語が取り込まれています。

私は言語学者ではないので正確なところはわかりませんが、日本語は外来語を取り込むのに非常に適した言語のように思います。外国などでは外来語を自国の言葉に当てはめるために、専門の機関や学者を必要とする国もあるそうですが、日本語なら「聞こえたままをカタカナ」にするだけでOKですからw。

話を戻すと、ポルトガル語の「ありがとう」に相当するオブリガード(obrigado)は、ラテン系の単語で「恩義がある」とか「義務付けられて」いるという意味があるそうです。人に親切にしてもらった恩義を感じ、恩を返すことを義務付けられるという、ちょっと窮屈な意味にも取れます。ポルトガルの人たちは、以外に恩義に厚いのかもしれません。

英語のありがとうは、みなさんご存じのサンキュー(ThankYou)ですね。サンキューはサンク・ユーで、ユー(you)は「あなた」ですが、サンク(Thank)の語源はご存じでしょうか?。

サンクの語源はThink(考える、思う)だそうで、「あなたの親切を思います(考えます)」という意味になります。親切にしてくれたあなたの思いを受け止めますって事でしょうか。ちなみにドイツ語のありがとうを意味するダンケン(danken)も、その語源はデンケン(denken:考える)なのだとか。

フランス語のありがとうはメルシー(merci)です。メルシーは英語のmercy(慈悲)と同じ語源で、ラテン語でmerces,edisといいます。その元々の意味は賃金、報酬です。それが後に(神の)恩恵という意味になったそうです。

イタリア語のありがとうはグラーツィエ(grazie)スペイン語のありがとうであるグラシアス(gracias)と共に、ラテン語のgratia(グラーティア:心地よいこと、好意、愛すべきこと)が語源になっています。つまり、好きって気持ちが感謝だという事で、ナンパな国民性がでています(笑)。

ポルトガル語もフランス語もイタリア語やスペイン語も、ありがとうの元になるのは同じラテン語なのに、どの単語がありがとうという意味で使われるようになったかに、かなり違いがあるのが面白いですよね。国民性や文化を感じませんか?。

ロシア語のありがとうはスパシーバ(Спасибо)。スパシーバはСпаси(スパシー)とБог(バ)と言う二つの言葉でできていて、「神様助けて」とか「神の御加護を」という意味があるそうです。困ったときの神頼みなんて言葉が日本にもありますが、それに近い意味なのかもしれません。厳しい極寒の国では、神の加護を頼ることが重要だったのかもしれませんね。

ちなみに日本語の感謝の言葉に「すみません」があります。この「すみません」近いのが、中国語シェイシェイ(謝謝)です。謝は引き絞る弓を緩める動作で、相手にしてもらった事への負い目を解放して楽になる事なのだそうです。

そういえば「ありがとう」は、「有り難う」と書きますが、「難(困難)」が「有る」と書きます。困難に遭ったのに、感謝する。困難が自分を大きくしてくれる事に思いを抱いて、感謝を述べる・・・奥が深い言葉です。

反対に、難が無い事を無難(ぶなん)といいますが、無難な人生とは感謝が無く、成長がない人生なのかもしれません。ということは・・・難が有りまくる私の人生は感謝だらけ??。

神にただ、「ああしてください」「こうしてください」
と願い事をするだけではいけない。自分のいまの状態から幸せを考えもしないで、もっといい状態を得たいと欲望だけをぎらぎらさせている人が多い。いつも「どうもありがとう」と、いま生かされていることへの感謝の気持ちを持たないと。

フジ子・ヘミング:ピアニスト


日本人ほど「ありがとう」という言葉を口にしない民族はそうそういませんね。

大橋 巨泉:タレント、放送作家

巨泉さんの言葉にはハッとさせられますね。

そういえば外国の人は、何かにつけて「サンキュー」って言いますよね。この「ありがとう」という魔法の言葉の効能については、引き続き書きたいと思います。

長い文章を読んで頂き、ありがとうございます。あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。


今日の学び:有り難うは困難を感謝する言葉。無難は感謝が無くて成長がない証
今日の箴言:

  • フジ子・ヘミング:ピアニスト
  • 大橋 巨泉:タレント、放送作家

今日の書籍:
今日の写真:freepic.com
いつか書く:

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